さんまを食べたかったのだが、デモが終わって疲れていたし、さらにきょう、屑ヘイト団体のカウンターをする予定なので、スタミナをつけたかった。
だったら、キムチ味噌汁にすべきである。
さんま自体は、スタミナはあまりない。
先日もさんまの炊き込みご飯にしたら、翌日疲れが残ってしまった。
でもこれをキムチと合わせ、ニラなどを加えたりなどすれば、話は別だ。
スタミナ抜群のキムチやニラで、さんまを補うことができる。
さんまをキムチ味で煮るのは、大変うまい。韓国で、そのように魚を辛く煮たのを食べたこともある。
これを汁物にしてもいいのも、言うまでもない話である。魚の汁物である「あら汁」は、大変うまいものの一つだ。
キムチは、味噌汁にただ入れるようにしても悪くないが、ゴマ油で炒めておくと、コクが出て、さらにうまい。
キムチの量は、さんまのだしが出る上に、味噌仕立てにするわけたから、キムチをだしに使うときほど多くなくていい。
さんまは頭を落とし、肛門から腹を割いてワタをかき出し、背骨についている血合いを包丁の先でこそげ取って、水洗いする。
水気をふき取り、3センチ幅くらいの筒切りにする。
鍋にゴマ油・大さじ3を引き、100グラム(300グラム入りパックなら3分の1)のキムチ、細切りにしたショウガ・2センチ大くらいを入れて、弱めの中火で1~2分炒める。
さんまをキムチの上に乗せ(鍋肌に直接当てるとくっ付く)、やはり弱めの中火のまま、両面を1~2分くらいずつ焼く。
- 水 3カップ
- 酒 大さじ3
- くし切りにした玉ねぎ 1個
- 3ミリ厚さくらいの短冊にした大根 4~5センチ長さ
- 短冊にした油あげ 1枚
を入れ、煮立ってきたら弱火にし、10~15分、大根が柔らかくなるまで煮る。
味を見ながら味噌を加え、
- ばらしたシメジ 1袋
- ざく切りにしたニラ 1把
を加えて、サッと煮る。
器によそって食べる。
「これは、うまい、、」
さんまとキムチは、「最高」と言ってもいいほどの相性だ。
あとは、オクラとみょうがのおかかポン酢。
板ずり(塩を振ってまな板の上でズリズリする)し、サッとゆでて常温で冷やし、小口に切ったオクラを、やはり小口のうす切りにしたみょうがと合わせ、削りぶしと味ポン酢で和える。
酒は、冷や酒。
シメはご飯。
「うまい」というのは、本当にうまいのだ。どれくらいかというと、一人で思わずのけぞったり、
「うめーなー、うめーなー」
と100回言ったりするほどだ。
おかげで、酒も飲み過ぎる。
しかし少しくらい飲み過ぎたところで、次の日二日酔いで、多少仕事に差しさわりが出る程度なのだから、それでいいのだ。
「仕事もちゃんとやってよね。」
そうだよな。