牛肉とゴボウの炒め煮は、たまらないのだ

2015/03/12

きのうは商店街の抽選会で当たった牛肉で、ゴボウと炒め煮。

牛肉とゴボウの炒め煮

牛肉はまた、ゴボウと相性がいいんですよね。

 

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きょうは3月11日。東日本大震災から4年がたった。

地震があったとき、ぼくはすでに京都にいて、揺れたのには気付かなかった。家に帰ってツイッターを開いたら、何やら尋常ではないことが起こった様子。すぐにテレビをつけてみると、やがて大津波が、街をのみ込む様子が映し出された。

それからぼくは数日間、テレビの前に釘付けになった。死者・行方不明者の数は、日を追って増えていく。

ぼくは近くの神社に通い、祈りを捧げるようになった。

 

そのうちさらに、耳を疑うニュースが飛び込んできた。福島にある原子力発電所が地震と津波で被害をうけ、放射線が漏れ始めているという。ぼくは当時官房長官だった枝野氏の記者会見をはじめとして、できるだけの情報をテレビやネットで追いかけた。

東日本壊滅のような最悪の事態はまぬがれたようだけれど、原発は、今でも完全に収束したとは言いがたく、いまだに避難している人も大勢いる。ぼくはそれから、なぜこのような事故が起こったのかを、少しずつ考えはじめた。

 

明らかなのは、原子力発電所によって電力を供給するというエネルギー政策が、大きな節目に差し掛かったということだと思えた。自然エネルギーを促進し、原発に頼らずに電力が供給できる体制をつくり上げていかなくてはいけない。実際ドイツでは、日本の事故をきっかけとして、数万人規模のデモが起こり、エネルギー政策を転換している。

しかしその後、日本がエネルギー政策を転換するきざしはない。それどころか原発再稼働、さらには輸出までしようとし、原発路線を邁進している。

 

そのことが、日本の支配層が利権を守ろうとするためであることも、だんだんと分かってきた。日本がどのような闇に覆われていたのかが、原発事故をきっかけとして、ハッキリと見えてきたような思いがした。

 

その後、事態はさらに悪化しているように思える。自民党政権になってから、日本は戦争につき進んでいる。

それも結局、利権がらみのことなのだろう。企業は兵器を製造すれば、巨利を手にするからである。

 

日本をこのような国にした責任は、50年以上生きてきたぼくも一端を担っている。

その責任をすこしでも果たし、若い人が希望を持って生きられる社会をつくれるよう、ぼくも微力を尽くしていかなければいけないと、震災から4年たったきょう、あらためて思うところだ。

 

さてきのうは、三条会商店街の抽選会で当たったすき焼き用の牛肉を、ふたたび食べることにした。牛肉はかなりの量で、小分けにしたら4食分になっている。

どうやって食べるか考えるに、牛肉はやはり、ゴボウと合う。

牛肉とゴボウの炒め煮

そこで甘辛いすき焼き味で、炒め煮にすることにした。

 

砂糖としょうゆの甘辛い味は、牛肉にはほんとによく合う。ただしそれだけだと、モッタリとするばかりだから、何か風味のものが必要だ。

粉山椒と一味、または七味をふるのは、もっとも手軽なやり方だが、これをショウガに替えれば、「しぐれ煮」ということになる。

さらに故・向田邦子は、大量の青じそをまぜ込むレシピを残している。

これも実にうまいのだが、きのうは手軽に、粉山椒と一味をふることにした。

 

それから薄切り肉を炒める場合、火を通し過ぎないことが肝心だ。硬くなってしまうからで、まずゴボウを炒め、ゴボウに火が通ってから、牛肉を加えるようにする。

火加減も、決して強火にしたりせず、弱めの中火くらいでやるのがポイントだ。

 

フライパンにサラダ油を敷き、ささがきにし、5分ほど水にさらしたゴボウ1本を弱めの中火でじっくり炒める。

牛肉とゴボウの炒め煮

3~4分くらいか、食べてみて、ゴボウの土臭さがなくなったくらいのところで、牛肉を、きのうは150グラムくらいだったと思うのだが、食べやすい大きさに切って加え、さらに炒める。

 

牛肉の色が変わったら、もたつくようなら火を止めて、

  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

を加え、弱めの中火でさらに炒める。

牛肉とゴボウの炒め煮

3~4分ほど炒め、汁けがほぼなくなったら火を止める。

 

皿に盛り、粉山椒と一味をふる。

牛肉とゴボウの炒め煮

 

牛肉のうまみがゴボウにしみ、ほっぺたが落っこちるかと思うくらいウマイ。

牛肉とゴボウの炒め煮

 

 

あとは、新子のおろしポン酢。

新子のおろしポン酢

「新子」は関東ではコハダの幼魚を指し、秋が旬になると思うが、関東ではイカナゴの小さいのを指すようで、いまがまさに旬となる。

定番の食べ方は、大根おろしとおろしショウガを添え、味ぽん酢をかけるもの。

小さいながら、ねっとりと濃厚な味がして、死ぬかと思うほどうまい。

 

水菜と厚揚げの白みそ汁。

水菜と厚揚げの白みそ汁

昆布を水でじっくり煮出し、多めの白みそ(西京味噌)と、カラシほんの少々を溶きいれて、まず厚揚げとしめじ、それからサッと水菜を煮て、器によそい、削りぶしとネギ、一味をふる。

 

それに、白めし、

白めし

 

それから、すぐき。

すぐき

 

酒は、熱燗。

酒は、熱燗

 

きのうも、「たまんねえな」を、食べながら100回言った。

食事を食べれば、とりあえず幸せになれるのは、ありがたいことである。

 

「お気楽な人生だよね。」

チェブ夫

ほんとにな。

 

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