家でも毎晩、酒を飲む。
三段ロケットのように飲んでいるのである。
家に帰ると、まず焼酎水割りを飲みはじめる。着替えも片付けも何もせず、とにかく飲む。
風呂へ行かないといけない場合もあるのだが、その前に飲む。
「オフ」の時間は、何はともあれ、ヘベレケになってから始まるのである。
このとき、ツマミは食べない。酒は空きっ腹で飲むのがいちばんうまいからだ。
酒の相手はツイッター。
人の投稿を眺めたり、自分でグダグダつぶやいたりしながらいつも3~4杯を飲む。
そうすると、頭が痛くなってくるのである。
酒がそう強くないから、食べずに飲むと、肝臓がアルコールを分解しきれなくなるのだろう。
「もう飲めない」となるのだが、もちろんやめるわけではない。
食事の支度をはじめるのだ。
料理をすれば、つまみ食いができる。
漬物やら、キュウリの切れっ端やらが、肝臓へのちょうどよい栄養補給となり、酒がまた飲めるようになる。
それで食事の支度を終わるまで、2~3杯を飲むことになる。
食事が出来れば、「主食は酒」と決まっている。
肝臓が喜ぶものをたんと用意しているから、酒はさらに入っていく。
肴は、できる限りチビチビ食べる。
肴が残っているうちは酒を飲まないわけにはいかないからだ。
こうして三段ロケットのように酒を飲み、最後はしこたま酔っぱらう。
それでようやく満足し、寝る支度をするわけである。
寝る前には歯磨きをするだけでなく、ていねいに歯間ブラシもする。
そうしないとすぐ歯が痛くなるからで、年は取りたくないものだ。
「毎晩毎晩あきれるね。」
ほんとにな。
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