そう思う人には、『ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃが』はおすすめです。
ペペロン・トマト肉じゃがは、洋風・トマトベースの肉じゃがに輪切り唐辛子を加えたもの。
トマトの酸味と唐辛子の辛みがさわやかなのが特徴で、ここにゴーヤーを加えると、夏には打って付けの食欲をそそる料理になります。
今回は、このゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃがのレシピを紹介します。
これを覚えて、ゴーヤーレシピをまた1つ増やしてくださいNE!
ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃがを作るポイント
ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃがを作るポイントは、
- 豚肉は角切りのものを使う
- 野菜は弱い火でじゃがいもから順番に切りながら炒めていく
の2つです。
豚肉は角切りのものを使う
ペペロン・トマト肉じゃがには、豚肉は角切りのゴロゴロとしたものを使うとウマイです。
角切りの豚肉は、「カレー・酢豚用」を買うのがいちばん手軽です。
または、肩ロースのかたまり肉を自分でカットするのでもOK。
カレー・酢豚用に使われるモモ肉より、肩ロース肉の方が脂身が多いためおいしいです。
ただし、肩ロースの脂身はきちんと焼かないと固いのが注意点。
したがって、かたまり肉をカットする際、大きな脂身の層に沿って包丁を入れるなど、脂身が外側に露出するように切り、フライパンの鍋肌に脂身が当たりやすいようにすることが必要となってきます。
野菜は弱い火でじゃがいもから順番に切りながら炒めていく
野菜を炒めるのは、べつに、全部を切ってしまってから一緒にやるので問題はありません。
でも、野菜はどうせ1つ1つ切っていくので、弱い火にかけたフライパンに切ったものから入れ、順に炒めていくのでもいいです。
切ったものから炒めると、先に炒めはじめたものは、その分よく脂がしみ込むことになります。
そのため、炒める順番は、脂をよくしみ込ませたい順、
- じゃがいも
- ニンジン
- ゴーヤー
- 玉ねぎ
- トマト
などのようにします。
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ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃが レシピ
ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃがを作る手順は、
- 豚肉とにんにく・唐辛子を炒める
- じゃがいもやゴーヤーなどの野菜を炒める
- 調味料と水を加えて煮込む
- 水溶き片栗粉でトロミをつける
の4工程です。
火を強くしすぎなければ、初心者でも失敗はそれほどしないと思います!
1.豚肉とにんにく・唐辛子を炒める
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ2(オリーブオイルは多めに使った方がおいしいです)
- 豚角切り肉 150グラム程度(塩・コショウ・酒それぞれ少々をもみ込み、片栗粉小さじ2をまぶし付ける)
を入れて強めの弱火にかけ、肉に焼き色がしっかりつくまで3~4分じっくり焼く。
焼き色が付いたら箸で1つ1つひっくり返し、さらに2~3分、やはり焼き色がつくまで焼く。
つづいて、
- にんにく 1かけ(みじん切り)
- 輪切り赤唐辛子 1つまみ(唐辛子2~3本分。輪切り赤唐辛子は、唐辛子を自分で切ってもいいですが、輪切りにされたものを買うのが手軽です)
を1分ほど炒めて香りを引きだす。
2.じゃがいもやゴーヤーなどの野菜を炒める
次に、
- じゃがいも 1~2個(大きさにより。皮をむき2センチ大ほどに切る)
- ニンジン 2分の1本(1センチ幅くらいに切る。皮はむかなくていいです)
- ゴーヤー 2分の1本(ヘタを落としてタテ半分に切り、中のワタをスプーンでかき出す。そのうえで、2~3センチ大に大きく切る)
- 玉ねぎ 4分の1個(2センチ大くらいに切る)
- トマト 2分の1個(ざく切り)
を、強めの弱火にかけたフライパンに、この順で切っては入れて炒めていく。
トマトを入れたら弱めの中火にし、さらに1~2分炒める。
3.調味料と水を加えて煮込む
野菜を炒め終わったら、
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酢 大さじ1
- ナンプラー 小さじ1
を入れ、1分ほど炒めて味をなじませる。
つづいて、
- 水 200cc
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- コショウ 2~3ふり
を入れ、フライパンのフタをして火を強め、煮立ったら弱めの中火くらいにし、10分煮る。
4.水溶き片栗粉でトロミをつける
味をみて、塩気が足りなければ塩を加える。
火を止めて、
- 片栗粉 大さじ1+2分の1
- 水 大さじ3
を溶きまぜた水溶き片栗粉を、2~3回に分けて入れてはよくまぜる。
弱めの中火をつけ、上下を返しながら1分ほど炒めてしっかりとトロミをつける。
ゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃがは4億33回くらい死ねる!
このゴーヤーのペペロン・トマト肉じゃが、さわやかな酸味と辛みで、マジで4億33回くらい死ねます。
お酒の肴に最高なので、飲み過ぎないようくれぐれも注意してくださいNE!