水菜がどっさり、冷蔵庫にあまっていた。
冬ならば、豚肉とあわせてハリハリ鍋にするところなのだが、いまは初夏。
となれば、サラダだ。
こんがりと焼いた鶏もも肉のソテーをのせ、フライパンに残った脂をつかって作ったドレッシングをかけることにする。
鶏もも肉をソテーするには、弱火でじっくりやるのがコツだ。
表と裏に、
- 塩 小さじ4分の1
- コショウ 少々
をそれぞれすり込み、
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1かけ (うす切り)
を入れたフライパンに入れ、弱火にかける。
途中でニンニクだけは取りだし、15~20分して皮がこんがりときつね色になったところで、ひっくり返す。
さらに7~8分焼いて、下にもこんがり焼色がついたら火を止めて、食べやすい大きさに切り分ける。
残った脂に、
- オリーブオイル 大さじ1 (脂が少なくなっていれば)
- レモン汁 大さじ1 (ポッカレモン100)
- 塩 小さじ4分の1
- コショウ 少々
を加え、弱火にかけて1煮立ちさせる。
皿に、
- 水菜 (ざく切り)
- 玉ねぎ 4分の1個 (うす切り)
- トマト (好みで)
を盛り、切り分けた鶏ソテーをのせ、取りだしておいたニンニクとフライパンのドレッシングをかける。
これは、たまらん……。
じっくりと焼いた鶏肉は、皮はパリパリ、中はジューシーな仕上がりで、またそれがシャキシャキの水菜と死ぬほど合う。
酒は、やはりビールがいい。
これで「飲み過ぎないようにしよう」と思うのは、仕事を始めて、それを途中で投げ出してしまうようなものだ。
「全然ちがうよ。」
そうだよな。