【あさりと豚肉のニンニク入りすまし汁 レシピ】瞬間的にできて994回死ねる

2016/10/07

あさりと豚肉のニンニク入りすまし汁

すまし汁(吸い物)は、和食の中核に位置するものであるともいえ、それと和食に使われることがないニンニクは、決して相交わることのない、「水と油」のようなものである気がしていた。しかしそれが、全くそうでないことを知ったのは、大阪・十三にある居酒屋「あらい商店」の、在日コリアンである大将に教えられたことがきっかけだ。





 

初めに教えてもらったのは「牡蠣のすまし汁」で、カツオだしに少しのみりんと薄口しょうゆの、いわゆる「関西風うどんだし」に、ニンニクと、たっぷりめの一味(韓国唐辛子)を入れたもの。

水と油だと思っていたカツオだしとニンニクは、じつは非常に相性がいいのである。しかもそれに留まらず、特に肉の吸い物・肉吸いなどは、カツオだしだけだと線が細くて、肉のうまみを支えきれないところがあるのを、ニンニクが、一気にそれを補強してくれる感じがある。

 

「カツオだしとニンニクが水と油」というのは、単に僕の思い込みだったのであり、僕のなかにも見えない国境線があったのだろうと思う。

それを取り払ってみれば、料理の世界はまた一挙に広いものとなるのだ。

 

現時点での結論をいえば、和食のなかで「ねぎ」を入れるものについては、ニンニクを入れたほうが間違いなくうまいと思う。ねぎはニンニク同様「五葷(ごくん)」の一つとして鎌倉時代に禁止されたものであり、現在はニンニクにはまだ拒否反応が強い日本人にとって、ニンニクの代用品となっているといえると思う。

ただしその際コツがあって、和食にニンニクを入れる際には、一味かコショウを、いつもよりたっぷり振ること。

ニンニクは味に広がりをつくるので、それが「のんべんだらり」とならないよう、唐辛子やコショウなどで引き締めないといけないのだ。

 

というわけで、今朝作ったのは、アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁」。

アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁

 

あさりの酒蒸しやみそ汁、すまし汁は、ねぎをたっぷりかけるのが定石。韓国や中国・ヨーロッパなどでも、あさりはニンニクをたっぷりと使った料理に使われているわけで、ニンニクとの相性は最高だ。

ただしあさりだけだと、スタミナ的に不十分。そこで豚肉もいっしょに加えた。

豚肉とあさりの相性も、たとえば豚肉を使ったキムチチゲにあさりを入れることがあることからもわかる通り、とてもいいのだ。

 

いっしょに加えた野菜は、今回は長ねぎ。

でもこれは、それでなくてはいけないというわけでもなく、小松菜や水菜などの青菜系や、豆腐などを加えても、もちろんおいしいはずだと思う。

 

それでこのアサリと豚肉のニンニク入りすまし汁が、ほとんど「瞬間的に」と言っていいくらい、あっという間にできるのだ。

もちろんあさりは、砂抜きして洗わないといけないけれど、砂抜きする時間はただあさりを塩水にひたして放置すればいいわけで、手間はかからない。

あさりを洗う時間が3分として、それを入れても、ほぼ10分くらいで出来上がる。

しかも994回は確実に死ねるから、もしこれを「作りたくない」という人がいたとしたら、豆腐の角に頭をぶつけて死ぬべきだ。

 

作り方

あさり・200グラムくらい(1パック)は、

  • 水 2分の1カップ
  • 塩 小さじ2分の1

くらいの水に浸して、30分~1時間くらい置いておく。

でも砂抜きは、スーパーで売られているようなあさりなら、ほぼされているのであって、家で砂抜きするのは「念のため」というくらいなものだ。

それよりも大切なのは、あさりをよく洗うこと。あさりの殻についた汚れは、臭みの原因となるのである。

水を4~5回替えながら、両手であさりをガシガシとこすり合わせてよく洗い、ザルにでも上げておく。

 

アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁 作り方

鍋に、

  • 水 2カップ (あさり100グラムに対し、水は1カップが適量)
  • 酒 大さじ2
  • みりん 小さじ2
  • 薄口しょうゆ 大さじ1 (あさりは殻がひらくとき大量の塩水を吐き出すので、本来ならカップ2の水にたいして薄口しょうゆは大さじ2が適量なのだが、少なめにしておいて、最後に味をみて足すようにする)
  • ニンニク 1かけ (細切りなど。すり下ろしてもいいのだが、それよりはたたき潰すだけとか、または細切りくらいにしておいたほうが、ニンニクの味が穏やかになる)
  • 豚うす切り肉 70グラムとか (煮込む場合はバラ肉を使うのが、硬くなりにくいのでおすすめ。食べやすい長さに切る)

を入れ、中火にかける。

煮立ったら弱火にし、豚肉が硬くなるのであまり強く煮立てないようにしながら、2~3分煮て味をひき出す。

 

アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁 作り方

中火にして

  • 長ねぎ 2分の1本 (斜め切り)
  • 洗ったあさり

を加え、煮立ってきたら火を弱め、あさりの殻が全部ひらくまで煮たら火を止めて、味をみて必要なだけ薄口しょうゆを足す。

 

アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁

器によそい、一味(または韓国唐辛子)を、普通にうどんなどにかけるよりは、もうちょっとたっぷりかける。

 

アサリと豚肉のニンニク入りすまし汁

あさりと豚肉、それにニンニクのコラボレーションは、マジでたまらない。

 

そしてこれが、酒の肴としても1243回は死ねるほど合うにもかかわらず、今朝も「朝だから」という、わけの分からない理由で酒を飲まなかったのだ。

朝だから酒を飲まないのなら、夜だって酒を飲まないかもしれないわけで、そんなことをしていたら、僕はそのうちひからびて死んでしまうのではないか。

 

「死なないよ」

チェブ夫

そうだよな。










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