これもまた100回死ねる。【豚肉団子と白菜の酸辣うどん】

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 反和食レシピ

豚肉団子と白菜の酸辣うどん

豚肉団子と白菜を、酸味と辛味をつけた超コクのある汁で煮たうどん。これまた体が温まることこの上なく、100回死ねる。

 

 

「寒い冬にホカホカに温まるもの」シリーズ。

豚肉団子と白菜の酸辣うどん

豚肉団子と白菜の酸辣うどん。

 

肉団子と白菜の汁が、温まる料理の一つであるのはまちがいない。肉団子の味がしみた白菜が、「またたまらない」という企画。

この肉団子を、まず豚にする。それからニンニクをたっぷり入れる。

すると豚肉のビタミンB1とニンニクの硫化アリルの相乗作用で、エネルギーの生産が促進され、ますますポカポカになるわけだ。

 

実際豚肉とニンニクの相乗作用はハンパない。ようやく京都も真冬らしい気候になってきたが、最高気温が10度を下回ると例年なら着るマフラーも、ダウンの下の薄手のセーターも、今年はなしで問題ない。

体がポカポカしているからだ。毎日豚肉とニンニクを食べているおかげではないかと思う。

食べ過ぎもどうかと思うのだが、もうここまでハッキリ効果があると、食べないわけにはいかないのだ。

 

それでこの豚肉団子と白菜の汁を、このところハマりにハマりまくっている「和的中華風」の味にする。

基本は酒・みりん・淡口醤油の関西風うどんだしの味つけで、だしを干し椎茸のもどし汁とオイスターソースに置き換える。ニンニクとコショウ、ごま油を加えるのはいつも通りで、さらにここに、唐辛子は豆板醤、それに多めの酢を入れる。

すると「酸辣湯」の味になるのだ。

 

ここにうどんを加えれば、酸辣うどん。

これがまたしても100回死ねる味で、「おれはどうしてこうも毎日、うまいものを作ってしまうのか」と、つくづく考え込んでしまった。

 

作るのは、わりと簡単。

「肉団子を煮過ぎない」のがポイントになると思う。

 

 

まず干し椎茸と、食べ応えのアクセントとして木クラゲ(なくても可)をもどす。

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

鍋に、

  • 水 3+2分の1カップ(3カップのだしが取れる)
  • 干し椎茸(中) 4枚
  • 木クラゲ 4個くらい

を入れて中火にかけ、煮立ったら火を止めて、15分ほどそのまま冷ます。

 

並行して、肉団子のタネを作る。

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

器に、

  • 豚ひき肉 200グラム
  • 生卵 1個
  • 刻んだネギ 大さじ3くらい
  • ゴマ 大さじ1くらい
  • しょうがみじん切り 2センチ大
  • 酒 小さじ2分の1
  • オイスターソース 小さじ2分の1
  • 塩 小さじ2分の1
  • 片栗粉 大さじ1

を入れ、粘り気が出てくるまでよくこねる。

 

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

鍋に、

  • ゴマ油 大さじ2
  • ニンニクみじん切り 2かけ
  • 豆板醤 小さじ2~3

を入れて弱火にかけ、2~3分じっくり熱して味をひき出す。

 

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

椎茸のもどし汁(3カップ)を加え、中火にして煮立ったら、肉団子のタネをスプーンで2センチ大ほどにまとめて入れ、弱火で2~3分煮る。

 

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

  • 酒 大さじ3
  • みりん 大さじ1
  • 淡口醤油 大さじ2
  • オイスターソース 大さじ1
  • コショウ 1~2ふり

で味をつけ、

  • そぎ切りにした白菜の芯 8分の1株分くらい
  • 斜め切りにした白ねぎ 2分の1本
  • 1センチ幅くらいに切った油あげ 2分の1枚
  • 汁気をしぼり、石づきの先端の部分だけ落として2センチ大に切った椎茸

を加えて、さらに2~3分煮る。

 

豚肉団子と白菜の酸辣うどん 作り方

白菜の葉と木クラゲを加えて1~2分煮たら、味をみて塩加減し、中火にして、

  • 片栗粉 大さじ1
  • 水 大さじ2

の水溶き片栗粉を、スプーンで混ぜながら加えてトロミをつける。

酢・大さじ1をまわし入れ、ひと混ぜして火を止める。

 

 

ゆでて戻したうどんを湯切りしてどんぶりに入れ、汁を上からたっぷりかける。青ねぎと、好みで粗挽きコショウを振る。

豚肉団子と白菜の酸辣うどん

 

これは、たまらん、、、

豚肉団子と白菜の酸辣うどん

 

コクのあるたっぷりの汁で、体が温まることこの上ない。

酸味と辛味で、また食欲がわく。

 

 

酒は、焼酎水わり。

焼酎水わり

きのうもまた飲み過ぎたわけなのだが、料理がこれだけおいしいと、「飲み過ぎるな」と言うほうが無理なのだ。

 

「あきらめないで。」

チェブ夫

そうだよな。




タイトルとURLをコピーしました