夏野菜の代表ともいえるナスもそろそろ季節の終盤だから、やはりナスミートは食べておかなくてはいけない。ミートソースはハーブを使わず、しょうゆやみりんなどを入れると、ガッツリご飯にも合う味になる。
ミートソースはふつうに洋風につくった場合、パスタやパンなどへの相性は最高だけれど、白めしにはイマイチ合わないのが欠点だ。
これはローリエやタイム・オレガノなどのハーブを使うことが原因で、これらを使わず、しょうゆやみりんなどの和風調味料を加えると、白めしに添えてガッツリいって、満足できる味になる。
作るのは、ナスを最初に炒めておくのが面倒といえば面倒だが、むずかしいことは何もない。
マーボーナスと作り方はほぼ同じ、やはりひき肉をしっかりと炒めるのがポイントだ。
作り方
フライパンに、
- オリーブオイル 大さじ1
- ナス 1本 (1センチ厚さくらいに切る)
を入れて弱火の中火にかけ、じっくり焼く。
こんがりと焼色がついたらひっくり返し、やわらかくなったら皿にとり出す。
あらためてフライパンに、
- オリーブオイル 大さじ2
- ニンニク 1かけ
- 豆板醤 小さじ1
- 豚ひき肉 100グラムくらい
を入れて弱めの中火にかけ、ひき肉をスプーンで押しつぶしてほぐしながら、ひき肉からでる水気がジュージュー弾ける音が収まるまで、じっくりと4~5分炒める。
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 薄口しょうゆ 大さじ1
- オイスターソース 小さじ1
を加え、1~2分炒めて味をなじませ、
- カットトマト 1缶
- 取り出しておいたナス
を加え、煮立ってきたら弱火でフタをして10分煮る。
味を見て塩を加え、粗挽きコショウをたっぷり振って皿に盛り、好みでパルメザンチーズをかける。
これが、バッチリうまいのだ。
トマトの味がしみたナスは、291回は死ねる。
そしてこれが、白ワインではなく焼酎にも酒にもバッチリ合うのだ。
にも関わらず、今朝も「朝だから」という理由で酒を飲まなかった僕は、そろそろ酒の神様に破門されるにちがいない。
「されないよ」
そうだよな。