【ホタテ貝柱と大根のおかゆ】ホタテのコクで、朝から122回くらい死ぬのは確実

ホタテ貝柱と大根のおかゆ その他魚料理

ホタテ貝柱と大根のおかゆ

缶詰のホタテ貝柱と角切り大根をいっしょに炊いた、シンプルな和風のおかゆ。ホタテのコクがバッチリ出て、朝から122回くらいは死ぬのは確実だ。

 

おかゆは残りご飯の上手な処理法としてもあるわけで、電子レンジなどなくても冷ご飯を煮てしまえば、おいしく食べられるというわけなのだ。

ちなみに電子レンジを買うのはバカだ。あんな場所はエライ食うくせに、物を温めるしかできないものなど、なくても他にいくらでもやりようはあるのである。

残りご飯にしても、べつに冷凍しなくたって、冷蔵庫に入れておけば余裕で2~3日は持つ。それをおかゆにしたり、お茶をぶっかけてお茶漬けにしたりすれば、冷凍ご飯をヘタに電子レンジで温めるよりよっぽどおいしく食べられるのだから、電子レンジなど買うのはやめましょう。

 

といいつつ、今朝つくったこのおかゆは、生米を使ったもの。生米からおかゆをつくると、米粒がやわらかい中にもハリがあり、やはり冷ご飯を使うよりうまい。

 

今回は、おかゆに缶詰のホタテ貝柱と大根を入れてみた。

ホタテ貝柱缶

するとホタテのコクを米と大根がバッチリ吸い、朝から122回くらいは死ねるという企画である。

 

つくり方

おかゆははじめに材料を全部入れ、あとはコトコト炊くだけだから、つくるのは簡単だ。炊くのに20~30分はかかるけれど、炊いているあいだは何もすることがないから、ほかのことをしてればいい。

ホタテにしょうゆ系の味だけだと、ちょっと臭みが鼻につくところがある。それで最後に、味ぽん酢を「チロリ」とたらして食べるのがポイントだ。

水の量は、おかゆは米の5倍量が「全粥」といわれて標準。今回は4倍量だからやや少なめで、逆に6倍量くらいにすれば、やや多めということになる。

 

ホタテ貝柱と大根のおかゆ つくり方

鍋に、

  • 米 2分の1カップ (研いで、ザルに10分くらい上げておく)
  • ホタテ貝柱 1缶 (固形量45g、内容総量70gという小さめのやつ)
  • 大根 3センチくらい (皮をむき、1センチくらいのサイコロに切る)
  • 水 2~3カップ (好みで)
  • 酒 大さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 薄口しょうゆ 小さじ1
  • 塩 小さじ4分の1~3分の1程度

を入れて中火にかけ、煮立ってきたらそのまま1分ほど、ご飯が鍋底にくっつかないように鍋を揺らす。

 

ホタテ貝柱と大根のおかゆ つくり方

フタをちょっとずらしてかけ(吹きこぼれてくるから)、20~30分、好みの状態になるまで炊く。

 

味ぽん酢を小さじ2分の1ほどたらし、あれば三つ葉をかけて食べる。

ホタテ貝柱と大根のおかゆ

ホタテ貝柱と大根のおかゆ

ホタテ貝柱と大根のおかゆ

ホタテのコクがしみた、やわらかな米と大根は、まじでヤバイ。

 

ところが今朝も、このおかゆで酒を飲んだらどう考えてもうまそうだったにも関わらず、「朝だから」という理由で飲まなかったわけである。

なんだか僕は、堕落してしまったようで、自分で自分が心配だ。

 

「それでいいんだよ」

チェブ夫

そうだよな。

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