きのうは、ニンニク入りの、タラちり鍋。鍋にニンニクを、タレのぽん酢にラー油とゴマを入れるという話で、これはマジで、たまらないっす。
もうニンニクなしの生活は、まったく考えられなくなっているのだ。
いやもちろん、我ながら極端な性格なのは、自覚している。数年にわたり、家ではまったくニンニクを使わなかったのが、いざ使いはじめたら、このドップリのハマりよう、、
しかし何しろ、ニンニクはスゴイ。
きのうもニンニク入りの、タラちり鍋を食べた。すると今朝、体がポカポカして、疲れは微塵も残っていない。
年を取ると、いかに疲れを取るかが最重要課題になる。これまでは、「サウナ」が、疲れを取るには最強ではないかと思っていた。
しかし違う。ニンニクだ。
この翌日のポカポカ加減は、明らかに、サウナに匹敵するか、それを上回る。
これを知ってしまった以上、もう元には戻れないのだ。
そう考えると、昔の日本人は大変だっただろうと思う。ニンニクと、おまけに肉もなかったから、体を温めるのには苦労したことだろう。
日本人の風呂好き文化は、そのために生まれたのではないかと睨んでいる。
肉がなかったから、ビタミンB1が不足して脚気が流行り、それで江戸では、蕎麦を食べるようになったとも聞いた。
しかしいまや、そんな苦労はする必要がないのである。
ニンニクと肉で、一発解決。これですべて、丸く収まる。
、、と、酔っぱらいの五十男は、またあらぬ妄想に走るのだ。
というわけで、きのうはニンニク入りの、タラちり鍋。
鍋にニンニクとしょうがを入れ、ぽん酢にラー油、ゴマのタレで食べるだけの話だから、簡単だ。
これが、ただのタラちり鍋より、絶対うまい。タラは韓国でも、ヨーロッパでも、ニンニク入りの料理に使われているわけで、ニンニクとの相性がとてもいいのだ。
鍋には、包丁の腹で押しつぶしたニンニクとしょうが、それにたっぷりの酒を入れる。
材料は、きのうはタラの切り身と、豆腐と白菜、玉ねぎと、しめじにニラ。
器に、ぽん酢と青ねぎ、ラー油とゴマを入れたのを用意しておく。
煮えにくいものから煮ていって、、
ぽん酢のタレをつけて食べる。
これは、たまらん。
和食にニンニクを入れるのを、「邪道」と捉える人もいると思う。でもおそらく水炊き鍋は、中国から伝わってきたわけで、「ニンニク入りが元祖」なのだ。
タレに鍋のだしを取って入れても、ちょうど酸辣湯のようになり、味のバランスは完璧だ。
さらに、2回めは、うどんを入れる。
これがほんとに死ねるのは、言うまでもないことだ。
ただし、鍋の欠点は、酒が異様に進むこと、、
きのうもガバガバ飲んでしまった。
おかげで今朝は、疲れは取れたが、酒はバッチリ残ってしまった。
まったく意味のない話である。
「いい年なんだから、わきまえて。」
そうだよな。
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