【計量スプーン・カップを使うか使わないか】それぞれにメリットがある

2016/04/18

チェブ夫

 

「料理本などを見ると、イチイチ大さじ・小さじ、計量カップが出てくるから面倒くさい」と思っている人もいるのではないか。僕もかつてはそう思っていて、計量スプーン・計量カップは一切使っていなかった。

でも本を出すことになり、レシピには分量を書かないといけないから、初めてそれらを使うようになり、今ではずっと使っている。使わないのと使うのと両方を体験し、それぞれにメリットがあることが分かった。

それをここではまとめてみたい。

結論としては、使うときと、使わないときと、両方あったらいいのではないかと思っている。





 

計量スプーン・カップを使わないメリット

料理の作業が楽しい

計量スプーンやカップを使っていなかったときと使ってからを比べると、料理の作業自体は、使っていなかったときの方が楽しかったような気がする。何しろ、自由。制約されるものが全くないから、毎回がアドベンチャー感覚だ。

計量スプーンを使わないわけだから、調味料は味見をしながら、砂糖(みりん)・塩・酢・醤油の順番で入れて味を決めていくことになる。味がピタリと決まったときなど、そのたびに快感を味わえる。

失敗が新たな発見のきっかけになることがある

きちんと計らないから、もちろん手許が狂って調味料を入れすぎたりすることもある。もちろんそれは、単に失敗に終わる場合も多いのだが、時々新たな発見のきっかけになることがある。

調味料は「最適な量」が一つだけキッチリ決まっているわけではなく、レシピに書いてある量の周辺には、「好み」で自由に選ぶことができるある程度の範囲がある。

さらにそれを越えて調味料の量を変えると、「吸物」「うどんだし」「おでんだし」「煮付けのだし」のように、質が大きく転換していく。

そのような世界を探求するには、初めから正解を出してしまうより、ちょっと失敗するくらいの方が都合がいいのではないかと思う。

 

計量スプーン・カップを使うメリット

思考の節約になる

試行錯誤した結果、「自分好みの味」を見つけた場合、その分量を覚えておけば、次からは試行錯誤することなくそれを再現することができる。アドベンチャー感は低下するし、新たな発見も少なくなるが、それが思考の節約であるのはまちがいない。

料理を体系的に理解しやすい

調味料の分量を覚えると、料理を「数量の関係」として把握できる。このことによって、料理を体系的に理解しやすくなると思う。

料理を頭で考えやすくなる

調味料の分量を覚えると、どのように料理するかを頭で考えやすくなる。実際に作ってみなくても、味が予想できるようになるからだ。

新たな料理を編み出せるようになる

料理を体系的に理解して、それを頭の中で考えられるようになると、料理のある部分を置き換えて、別の料理を編み出したりすることができるようになる。頭のなかで、何度でも料理を作り、試してみることができるからだ。

計量スプーン・カップを使う、最大のメリットはこれだと思う。料理作業をする楽しみは減るけれど、その分、新たな料理を編み出す楽しみができるというわけ。

 

料理本は一度はその通りに作るのがおすすめ

以上のように、計量スプーン・カップを使わないことにも、使うことにも、それぞれにメリットがある。なので気分によって、あるときは使わなかったり、あるときは使ってみたり、してみるのがいいと思う。

 

ただし、料理本の料理を作る際には、最低一度は、書いてある分量通りにきっちり計ってやってみるのがいいと思う。

料理レシピは、それなりの労力をかけて作られている。分量に、作者の主張が込められていることもあり、その主張は実際にレシピ通りに作ってみなければ受け取れない。

ちょっとした分量などの違いが、でき上がる料理に大きな違いとして現れることもあり、レシピに書かれていることは、それなりに尊重してみるのがおすすめだ。

 

それから料理本の料理を作る際は、いちいちレシピを見ながら作るのではなく、すべて覚えて、頭に入れてしまってから作るのがおすすめだ。そうすることで、料理を「理解する」ことにつながるのではないかと思う。





 

おっさんひとり飯



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