きのうは天気もよかったし、足を伸ばして新福菜館の天神川店まで行ってみることにした。天神川店は、新福菜館のなかで「一番うまい」という声も聞くのだが、今まで行ったことがなかったのである。
嵐山電車天神川駅で下車、それから天神川通を四条通まで下るのだが、これが以外に遠かった。
渋滞で車が連なっている脇を10分以上歩くので、この真夏日、天気がよすぎて暑かった。
しかし何とか到着。
駐車場完備の郊外店仕様で、建物は新しい。
中は広々としていて、カウンターの他にテーブル席もたくさんあり、またそれが11時半の時点でほぼすべて埋まっていた。
いつも通り、まずビール。
キムチは150円だが、かなりの量がある。
それからギョウザ。
ギョウザは、ふつう。
ここはサイドメニューにコロッケやとんかつ、唐揚げなどギョウザ以外も色々あって、それがご飯といっしょに定食にもなる。
ラーメンも並と大のほか「小」もあり、ツボを抑えたメニュー構成だ。
そして特筆すべきなのは、ゆでたまご。
日曜・祝日以外はこれが無料になっている。
そこで2本めのビールはこれとキムチをツマミにした。
ゆでたまごは2個食べた。
そしてラーメン。
初めてだから、まずは並、麺の固さも普通にした。680円。
このラーメン、たしかにうまい。
「一番」とまで言えるかどうかはわからないけれど、新福菜館のなかでも特徴があるのは間違いがない。
新福菜館のラーメンは、甘みのある濃いしょうゆ味が持ち味だが、ここのはほかの店とは違い、しょうゆの味が「キリリ」と立った、品のある味になっている。
ただしょうゆの量を増やすだけでは「しょうゆ臭い」ことになるから、独自の工夫があるのだろう。
それからうまかったのがチャーシュー。
「プリプリ」で、モソモソ感が微塵もなかった。
食べていたら、四条大宮飲み屋街の知り合いと偶然顔をあわせた。
彼も家は遠いらしいが、足を伸ばして来るらしい。
帰りはバスを利用した。
バス停が近くにあるから、行きもそれで来ればよかった。
■新福菜館 天神川店
京都市右京区梅津南広町33
075-864-9728
11時~23時(22時40分ラストオーダー)
水曜定休