サンマの食べ方といえば、代表的なのは「塩焼き」だが、もちろん旬のサンマの塩焼きは、死ぬかと思うほどうまいのは確かだけれど、サンマは他にも食べ方はある。
やはり魚は、生か、生に近い形で食べるのがうまいわけで、サンマも刺身はもちろんうまい。
しかし「酒の肴になる」となれば、圧倒的に「なめろう」だ。
なめろうは千葉の発祥だそうだけれど、作るのはとても簡単で、しかも酒が、いくらでも進むのである。
なめろうは、アジやイワシなど青魚なら何でもいけるが、今ならもちろんサンマである。
ぼくは昨日は、刺身用のサンマを三枚におろしてもらっただけのものを買ってきて、皮を剥いで使ったけれど、一番簡単に作ろうと思ったら、スーパーでもよく売っているサンマの刺身をそのまま買ってくるのがいい。
このサンマの刺身に、味噌とおろしたショウガ、それに青ねぎを加え、包丁でたたく。
味噌は、昨日は八丁味噌を使ったけれど、赤っぽいものなら何でもいい。
分量は、サンマ1尾に対してそれぞれ大さじ1くらいだけれど、スーパーで売ってる刺身は1尾よりは少ないだろうから、分量も加減して少なめにするわけだ。
包丁は、魚を扱う場合でも、家庭用の普通のもので問題ない。
ただ使う前に、研ぎ器で研いでおくのは必要。
たたき加減は、これは完全にお好み次第で、細かくたたくのもいいが、ぼくはあまりたたき過ぎずに、5ミリ~1センチくらいの塊が残るくらいにするのが好きだ。
適当に形にまとめて、青じそでも敷いたところにきれいに盛ると、風情が出る。
なめろうには、酒はやはり、日本酒だ。
ぼくはいつも、月桂冠本醸造の酒パック。
あまりに酒が進むので、飲み過ぎには注意が必要。
ぼくも昨日は、知らぬ間にソファで眠りこけていた。
昨日はあとは、とろろ昆布のにゅうめん。
お椀に固めに茹でて水で洗い、熱湯で温めたそうめんと、削りぶし、とろろ昆布、梅干しを入れてお湯を注ぎ、うすくち醤油で味つけして捻りつぶしたゴマをふる。
白菜とシメジのおひたし。
ざく切りの白菜とばらしたシメジをサッと塩ゆでし、水で冷やしてやさしく絞り、削りぶしとポン酢しょうゆをかける。
万願寺の焼いたの。
焼き網で、万願寺を軽く焦げ目がつく程度に焼き、削りぶしとポン酢しょうゆをかける。
冷奴。
豆腐は手間がかからず一品になるから、常備するとほんとに便利だ。
「ソファで寝ると、風邪引くよ。」
これからは涼しくなるから、気を付けないといけないな。
コメント
なめろう…やっぱりおいそう…
お酒がすすむこと間違いなしですね。
万願寺とうがらしは辛みはないんですよね??
ぜひ食べてみたいと思いますけど、なかなか手に入らなそう…
万願寺はししとうみたいな感じで、辛味はないんですよ^^
なめろう・・・良いですね~。日本酒が恋しい季節になってきました。ところで、今度京都に行くので京野菜を買って帰りたいのですが、おすすめはありませんか?万願寺とうがらしは高野さんのブログでよく出てくるのでマストで買って帰りたいのですが・・・。
錦市場にも八百屋はあり、京野菜を色々取り揃えている店もありますので、まあそこが、とりあえずは間違いないとは思います。
http://www.dbn1.net/maehara/home/link_kanematsu.htm
ぼくが行っている八百屋は、京都市中京区三条猪熊東入665の「玉弁食品」で、ここはたぶん、錦市場の半額以下で同じものが買えますが、観光客向けではないので、日によって品物がなかったりする場合もあります。
(ただ玉弁も、配送は承ってくれますよ)
http://www.3jokai.com/modules/Shops/AndroShopDitTop.php?id=7605
初めまして!なめろうが載っていたので思わず書き込みしてしまいました。高野さんのブログには手作りラーメンのレシピを検索していたらヒットして、それからお邪魔するようになりました(*^^*)
私、千葉県民です。とれたての鰺をなめろうにしたものなど食べたりします(^_^)V今まで鰺〓なめろうと思っていて、さんま〓塩焼きしのイメージしかなかったので今度、作ってみようと思います!ちなみにこちらでは、なめろうのレシピは味噌を入れないものが多いです。今度作るときは高野さんのレシピを参考にしますね(^-^*)
獲れたてのアジのなめろうとか、死ぬほどおいしいんでしょうね^^
月桂冠に本醸造の紙パック酒があるのは、見たことがない。ぜひ飲んでみたい。
そうですか。
京都だけかも分からないですね、売ってるの。
味は瓶と変わらないと思います。