小田急線・百合ヶ丘駅近くにある中華料理店「杏花楼(きょうかろう)」にハマっていて、2日に1回のペースで通い詰めている次第。
なにしろ安くてボリュームがあり、十分うまく、さらに定食のメニューが豊富となれば、僕はもしこのまま新百合ヶ丘で暮らしたら、昼めしは永遠に杏花楼に来てしまうのではないかと思うくらいなのである。
定食は3種類設定されている。
まず「定食」というもので、これがたった500円、ワンコインでありながら、考えられないボリュームと内容であることは、先日報告した通りである。
【百合ケ丘・中国料理 杏花楼】定食は考えられないほどのコストパフォーマンス
平日の昼は、これに加えてコーヒーがついてくるというのだから、あんぐりと開いた口が閉じる余地はない。
次に「定食セット」と呼ばれるもの。
まずは筆頭である「レバニラ麺」と、「半チャーハン」の組み合わせをたのんでみた。
レバニラ麺は、ドカドカとレバーが入ったがっつりボリュームのレバニラが汁そばの上に乗っている。
レバニラ麺という、レアでありながらスタミナは満点であろうと思われるメニューが定食セットの筆頭にあることから、この店のがっつり主義が窺われるところである。
そして半チャーハン。
「半」となっているが、普通に一人前はあると思われる量で、レタスが入っていて大変ウマイ。
これにザーサイと杏仁豆腐、さらに平日の昼はコーヒーがついて750円だというのだから、これも考えられないコストパフォーマンスだといえる。
それから定食セットは、「杏花楼ラーメン」もたのんでみた。
いわゆる日本流のラーメンで、分厚くでかいチャーシューと煮玉子が入っている。
普通のラーメン屋なら、これだけで750円を取るところだろうが、もちろん杏花楼は、半チャーハン、
それにザーサイと杏仁豆腐・コーヒーがついてくるのである。
ちなみにこのラーメン、鶏がらだしのさっぱりとした上品な味だから、スタミナを追求する向きにはやや不満が残るかもしれない。
その場合は、にんにくのみじん切りを無料でオーダーすることができる。
これとラー油、それに酢を加えれば、がっつり度は途端に57倍くらいにアップする。
さらに昨日、平日昼間限定で「日替わりランチ」があるのを発見した。
そこで早速、「ホイコーロー」をたのんでみた。
これもまたスゴイ……。
たっぷりと肉が入ったホイコーローは、もちろん山盛り。
それにスープとザーサイ、杏仁豆腐、食後のコーヒーがついてきて、ご飯は無料でおかわり可能。
これで700円と、定食セットと同じ750円でもまったく高くはなさそうなのに、それより微妙に安い値段をつけるところに、この店の安さにたいするコダワリが窺える。
以上のようにこの店は、安さ、ボリューム、味のすべての面で、百合ケ丘周辺に住んでいる人にオススメであるのはもちろん、多少遠くからでも十分来る価値があるわけだが、欠点は駐車場。
1,000円以上だと割引になるお店指定の駐車場が、前回報告した通りちょっと離れた場所にあるうえに、7台くらいしか入らないため、昼時などにはすぐに満車になってしまう。
しかし指定の駐車場の反対側、津久井道を西にちょっと行ったところに20台くらいは入る大きな駐車場があり、そちらはいつもガラガラだ。
お店で割引にはならないが、どうせ一人でランチを食べても1,000円は超えられないし、30分100円で支払っても知れているから、車はそちらに停めるのがオススメだ。
杏花楼
- 住所 川崎市麻生区百合ヶ丘1-23-4 ダイヤマンション1F
- 電話 050-5590-3930 (予約専用番号)、044-969-4685 (お問い合わせ専用番号)
- 営業時間 11:00~15:00、17:00~22:00
- 定休日 12月31日