【那覇の沖縄そば店 てんtoてん】自然食志向の女性には絶対おすすめ!

那覇へ来たので沖縄そばを食べることにして、ネットを検索して店を探した。べつに沖縄そばでなくてもいいと、これだけ沖縄そばを食べ続けると、自分でも多少は思う。たしかに純粋に食事として考えた場合には、毎日ちがうものを食べた方が健康にもよかろうし、楽しかろうとも思うわなくもない。





 

しかし僕は、残念ながら、ハマりやすい性格なのだ。何か一つに凝りだすと、延々とそれを続けてしまう。家で自炊する際も、もうチャンプルー以外には作る気がしなくなっている。

沖縄そばの店は沖縄に、本当に数限りなくあるのである。内地でいえばちょうどラーメン屋とおなじくらいだ。しかもそのほとんどが個人商店で、チェーンのラーメン店のように本部から材料を送ってマニュアル通りに作るのではなく、それぞれが自分なりに、自分の味を出している。

となればそれは、味わってみない訳にはいかないではないかと思うのだ。

ラーメンを毎日食べると身体にあまりよくないように、沖縄そばも、野菜はほとんど入っていなくて栄養バランスが整っているとも思えない。食べ続けると、やはりあまり身体にはよくなさそうだ。

でも好奇心は、食欲をかき立てる大きな要素となるわけで、多少身体に悪くても仕方がないと思っている。

 

ネットを見て行ってみることにしたのは、「てんtoてん」。ネットでは「那覇市内で人気No.1といえば、おそらくこのお店が挙がることが多いのではないでしょうか」とするものもある。

人気があるからといって、必ずしも自分に合う店であるとは限らないのは、ラーメン店の食べ歩きで経験済みだ。でもとりあえず、まずは人気店に行ってみるのはセオリーだと、行ってみることにしたのである。

 

グーグルマップのナビを見ながら、車で向かう。お店はすぐに見つかった。

でもこのお店の問題点があるとすると、駐車場。店の近くに5台くらいが入るスペースがあるのだが、そこが斜面になっていて、しかも地面は砂利と岩。車を入れようと思っても、滑ってしまってなかなかうまく入らない。10分くらいの時間をかけ、何度も入れ直した末、たまたま車が一台出たからようやくうまく入れられた次第。

この店、結論をいま早々と言ってしまえば、女性向きの店なのだ。なのだけれど、これだけ駐車場が停めにくいとなった場合、近くにほかに駐車場はないみたいだし、女性客は車を停められるのだろうかとちょっと心配にはなった。

 

お店の外観はツタで覆われ、朽ち果てようかという趣きなのだが、扉をあけて中に入ると、内部はモダンに全面改装されている。

 

席に座って、メニューを見る。

見ればすぐに分かるように、かなりのこだわりがあるようだ。

 

「木灰(もっかい)」とは、現在の沖縄そばのほとんどが、小麦粉と塩のほかに、ラーメンにも使われる「かん水」を入れるのに対し、戦前の沖縄そばでかん水のかわりに使われていたもの。さらに「すば」という、ほかのほとんどの沖縄そば店が「そば」と表記するところ、これは沖縄言葉なのだろう、わざわざそれで表記するところからも、現在の沖縄そばとはちがう、「沖縄そばのルーツを極めたい」という心意気がうかがわれる。

しかも「古代米」のおにぎりだ。自然食にはまったく興味がない僕は、正直このメニューを見て、それだけで萎えてしまった。

僕は「素材主義」には否定的なのである。料理は、誰でもがふつうに手に入れられるものを使い、でありながらオリジナリティーをどう出せるかこそが勝負だと思っている。

さらにいえば、セットメニューにコーヒーまたは「あまがし」がつけられるようになっていて、その分値段が高く設定されている。

沖縄そばを食べたあとにコーヒーやあまがしを食べたいと思うのは、女性だろう。この自然食志向とセットメニューの設定を見て、「この店は女性をターゲットにしている」と、僕は確信したのである。

 

コーヒーもあまがしもいらないから木灰そばと古代米のおにぎりを注文し、少し待つと料理が出てきた。

木灰そばと……、

 

古代米のおにぎり。

 

肉が、ふつうはソーキや三枚肉、てびちなどを使うところ、これは肩ロースのようだ。肩ロースはたしかに脂身と赤身のバランスがよく、炒めたり焼いたりするにはうまい。でも僕などのようなガッツリ派には、煮込んだ肩ロースでは、脂身が少なくてちょっと物足りないものもあった。

スープはかつお節がわりと前面にでている、那覇タイプだったと思う。

 

麺は、かなり縮れている。

こだわりがあるのだろうが、つけ加えれば、僕は麺にはたいして興味がないのである。「ふつうにおいしい」とは思ったけれど、それ以上の印象は、あまりなかった。

 

この店は、自然食志向の女性には、おすすめではないかと思う。でもガッツリ派の、「豚肉は脂身だぜ!おにぎりは白だろ!」という人については、あまりおすすめできないかも知れない。

しかしお店にはそれぞれ狙っているターゲットがあるわけだから、自分がそこから外れたからといって、文句を言ってはいけないのだ。











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