サウナのあとは、一昨日キムチ鍋を食べたのにも関わらず、結局いつもの新福菜館三条店で、昼ビールをした。
そして夜は、やはりいつもの通り、軽い肴で晩酌したのである。
サウナに入る前までは、午前中でまだそれほど腹も減っていなかったし、だいいち一昨日、キムチ鍋を腹がはち切れんばかりに食べたのだから、もう昨日は、土曜日とはいえ、いつもの新福菜館三条店のラーメンは、食べたくならないのではないかと思っていた。
栄養的には、豚肉にニラとキムチをたらふく摂取し、餃子にラーメンを食べるのと同じようなものだったからである。
しかしそれは、全くの考え違いだったことが分かった。
サウナから上がり、ビールを飲んでいるうちに、何だか腹が減ってきて、新福三条の餃子とラーメンを食べたいような気になってきたのだ。
結局のところ新福三条に毎週ぼくが通うのは、栄養補給のためではなかったということだ。
そうではなく、あのラーメンが食べたいのだ。
「死ぬほどうまい」と思えるものを、腹いっぱい食べられる幸せ・・・。
ぼくが新福三条へ通うのは、それを味わいたいがためだったのである。
ということで、サウナを出て、いつもの通り新福三条へ向かった。
そしていつもの通り、ビールとキムチ、餃子を頼んだ。
ニラも豚肉も、一昨日あれほど食べたのに、やはり餃子はいつも通りうまい。
ここの餃子は、ニンニクが少なめなのが、いいところだ。
そしていつも通りの大盛ラーメン麺かため。
食べ終わったら、いつも通り、あまりのうまさに死亡して、サウナの勢いも手伝って、家に帰っていつもより長い2時間、昼寝をした。
夜になっても腹は減っていなかったが、酒は飲む。
軽い肴を作ることにした。
まずはオクラおろし。
1~2分塩ゆでし、小口に切ったオクラと、軽く水気を絞った大根おろしをよく混ぜて、オクラの粘り気を大根おろしに移すようにする。
その後30分ほど冷蔵庫に入れて冷やし、昨日は薄く切ったチクワを混ぜて、ポン酢醤油をかける。
これは、檀一雄のレシピである。
チクワを混ぜ込むのはぼくのアレンジで、檀一雄はしらすぼしとかエビの茹でむきがうまいと書いている。
厚揚げの焼いたの。
京都に来るまで食べたことがなかったけれど、これは毎日食べても飽きないくらいうまい。
十六ささげとウインナーの玉子焼き
フライパンにオリーブオイル少々を引き、まず薄く切ったウインナー、つづいてサッと下ゆでした十六ささげを炒め、溶き卵を流し入れ、大きめにまとめたら、うすくち醤油少々をまわし入れる。
十六ささげは、インゲンのようなものである。
黒コショウをかけて食べる。
自家製の梅干しとらっきょう。
梅干しは、塩がジャリッというくらい塩っぱいが、味はいい。
酒は、支度をしながら焼酎を1杯飲み、食べながら日本酒を3杯。
飲み過ぎなのは間違いないが、外で飲むより全然少ない。
「サウナから、ラーメンに晩酌で満喫したね。」
ちょっと満喫し過ぎだよな。
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コメント
一六ささげは、私の住む地域では「ささげ棒」と言っています。
おひたしにして生姜醤油で食べています。
おいしいですよね~☆
玉子焼きに入れるのは思い付きませんでした。今度やってみます。