お正月もニンニク料理。【鶴橋へ買い出し】

鶴橋 京都・大阪の飲食店

鶴橋

きのうは大阪・鶴橋で買い物をした。今回の正月はおせち料理はやめにして、ニンニクの入った料理を食べることにしたのである。

 



 

ニンニクに、ハマりまくっているわけだ。

だいたいまず、体の温まり方が、ニンニクを料理に使うのと、使わないのとではケタ違い。

ニンニクには、体がエネルギーをつくり出すのを活発にする作用があり、さらにそれは、豚肉などにふくまれるビタミンB1と合わさることで、より促進されるそうだ。

 

年を取ると、とにかく冬場は、体が冷えないようにすることを最優先にしないといけない。

ニンニクを料理に入れさえすれば、体はいつもポカポカとしているから、厚着をする必要もなく、一番てっとり早いのだ。

 

それで考えたのが、お正月の料理をどうするか。

ここ数年、お正月には棒ダラや、真ダラの子をふきと炊いたの等々のちょっとしたおせち料理や、白みそのお雑煮などを作っていた。でもそれらの料理にニンニクを加えることは、いまのおれの腕ではまだ無理だ。

 

そこで今年は、おせち料理はもうやめてしまうことにした。お雑煮も、ニンニクの入った鶏がらだしを取り、中華・韓国風にする。

それでおせち料理の代わりとして、在日コリアンの店が山ほどある大阪・鶴橋で、韓国の食べ物を買うことにしたのである。

 

京都から阪急~堺筋線~近鉄線のルートで鶴橋へ行き、西口で降りる。駅を出ると、すぐに焼肉屋が軒をならべている。

鶴橋

 

近鉄線のガードに沿って、北側に、東へむかう細い道があり、キムチやらチヂミやらを売る店がならんでいる。

鶴橋

 

店内で食事もできるようになっているので、目についた一軒に入り、キムチチゲを頼んでみた。

鶴橋

これが、マジでうまかった。

 

キムチチゲは、これまで何度も食べたことがあるし、自分でもよく作る。それらすべてのキムチチゲのなかで、きのうのこのキムチチゲが、一番おいしいと思った。

 

考えてみたらこれまでのキムチチゲは、韓国で食べたりとか、日本でも、韓国で生まれて最近になって日本に来た人が作ったものばかりだった。それらのキムチチゲは、基本は辛さが勝った味がする。

ところがきのうの、この鶴橋のキムチチゲは、辛さだけでなく、濃厚なコクがある。

具を見ると、豚肉のほかに干ししいたけが入っている。おそらく、このもどし汁を使っているのではないだろうか。

 

「これが在日コリアンの味なのか、、」

おれは思った。

日本で独自の発展を遂げている在日コリアンの料理の世界が、またさらに興味深く思えてきた。

 

ガード沿いの道をさらに東へ行くと、角に「豊田商店」がある。

鶴橋

ここは、おれがいつもキムチを買う店。

ただし、これまではネットでだけの購入で、実店舗に来たのははじめて。何人もいる店員は揃いのTシャツとエプロンをし、チャキチャキとしながら愛想もよく、感じがいい。

 

キムチは、めちゃくちゃたくさんの種類が並んでいる。

鶴橋

あまり買いすぎても食べきれないから、味見をさせてもらいながら、チャンジャといくつかのキムチを買った。

 

それから蒸し豚を、絶対に買おうと思っていた。蒸し豚を売る店は、豊田商店の角を南へ折れた筋沿いに、いくつかある。

鶴橋

 

湯気が立つ、出来たての蒸し豚、、

鶴橋

バラとロースを選べるようになっている。値段は、キロあたり2100円。

保存可能なのは4~5日とのことなので、あまり買いすぎても食べ切れないから、バラを500グラムだけ買った。

 

本当は、豚足も買いたいと思っていた。でも豚足は、どこの店でもすでに売り切れとのことだった。

やはり量が少ない部位だから、早くなくなってしまうのだろう。

 

品物を詰めたバッグを抱えて帰宅。

鶴橋

正月に食べる分としては、十分な量が揃った。

 

でもまだこれから、さらにもう少し買い出しをして、雑煮の鶏がらだしを取り、おまけにちょっとは大掃除もしないといけないはずなのに、きょうはえらく寝坊したから、ちゃんと新年が迎えられるか、不安なのである。

 

「しっかりしてよ。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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