2億3倍チカラがつく!豚肉と小松菜・卵のポパイ炒め

「豚肉と小松菜・卵の炒め物ってどんなのがある?」
「ポパイ炒めってどういう料理?」

と思う人は、1億9,003人くらいはいるでしょう。

豚肉と小松菜・卵の炒め物は、ナンプラーを使ったあっさり塩味のポパイ炒めがおすすめです。「ポパイ炒め」は京都で使われる呼び名で、本来はほうれん草を使いますが、小松菜の方が何かとメリットが多いです。

この記事では、豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めの概要、作るポイント、作り方を紹介します。

豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めとは?

「ポパイ炒め」とは、ほうれん草と卵、それに豚肉の炒め物のことです。ほうれん草より小松菜を使った方が安いし作りやすくて味もいいです。

「ポパイ炒め」とはほうれん草と卵の炒め物のこと

「ポパイ炒め」は、ほうれん草と卵、豚肉の炒め物の京都での呼び方です。ほかの地域では筆者 高野は見たことがないこの呼び名、京都の多くの中華料理屋ではほうれん草と卵の炒め物をこう呼びます。

これは、京都が誇る中華料理屋『餃子の王将』がメニュー名として採用したのが起源なのだとか。京都は、非常に保守的な地域である一方、こういうお茶目なところもあるんですよね。

小松菜の方が安いし作りやすく味もいい

さてそのポパイ炒め、ほうれん草を使ってももちろんいいですが、小松菜を使った方が何かといいです。何よりまず、小松菜の方が安いです。

2018年10月31日沖縄のイオン名護店において、ほうれん草が1把298円であるのに対し、小松菜は128円。倍以上の価格差でありながら、栄養的には大して変わらないみたいですし、ほうれん草はあっという間に火が通るのでスピーディーに作らないといけないのに対し、小松菜はほうれん草ほど火が通るのが早くないので落ち着いて作ることができます。

味についても、ほうれん草に独特の香味があることは認めますが、炒め物に使った場合ほうれん草はアクが出るので他の食材の味を損なう欠点があります。ほうれん草はやはりおひたしにするか、単品で青菜炒めにするのがいいんですね。

それに対して小松菜は、ほうれん草ほど強いアクは出ません。他の材料ときちんと調和してくれるため、ポパイ炒めにした場合ほうれん草より料理全体の味がいいです。

豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めを作るポイント

豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めを作る際には、小松菜と卵を初めに別に炒めて皿に取出しておき、最後に加えるのがポイントです。味付けは、ナンプラーを加えたあっさり塩味にすると、色味もキレイです。

小松菜と卵は先に炒めて後から加える

卵については、中華料理では先に別炒めして後から加えるのが常道ですが、小松菜に関しては、この料理については豚肉を炒めてから加えるのでもそう悪くはありません。

ただし、豚肉といっしょだと小松菜の炒め加減を調整するのが難しくなりますし、調味料を入れるのに手間取ったりすると炒め過ぎる危険もあります。ですので、小松菜もあらかじめ別炒めしておく方が、シャッキリ感を残してうまく炒めることができます。

味付けはナンプラーを加えたあっさり塩味

味付けは、ナンプラーを加えたあっさり塩味で仕上げます。オイスターソースを使うのもいいですが、それだとどうしても料理の色が黒くなります。小松菜の緑、卵の黄色を生かすためには、ナンプラーを使うのがおすすめです。

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豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めのレシピ

豚肉と小松菜・卵のポパイ炒めを作る手順は、

  1. 小松菜を炒める
  2. 卵を炒める
  3. 豚肉を炒める
  4. 調味料を入れて小松菜と卵をもどす

の4工程です。工程が多めで面倒臭そうな気がするかもしれませんが、材料はどれもあっという間に火が通るので、できるまでの時間は短いです。

ステップ1 小松菜を炒める

フライパンに、

  • サラダ油 小さじ1
  • 小松菜の茎 2分の1把分(3~4センチ長さのざく切りにする)

を入れて中火にかけ、「ジュー」と音がしだしてから30秒くらい炒める。つづいて、

  • 小松菜の葉 2分の1把分(上に同じく)

を入れ、さらに30秒くらい炒めて小松菜の葉に油が絡まったら皿に取出す。

小松菜はまだこの段階ではきちんと火が通りません。「固いかな」と思っても、30秒経ったら強制的に火から上げましょう。

ステップ2 卵を炒める

フライパンはそのまま洗わず、あらためて、

  • サラダ油 小さじ1

を入れて中火にかけ、フライパンが温まったら、

  • 溶き卵 2~3個分

を入れる。すぐにかき混ぜず、しばらくそのまま放置する。7~8割方固まったところで4~5センチ大の大きめにまとめ、完全に火を通して皿に取出す。

ステップ3 豚肉を炒める

フライパンをサッと水洗いして残った水気はふきんでぬぐい、

  • サラダ油 大さじ1
  • にんにく 1かけ(みじん切り)
  • ショウガ 1センチ大くらい(みじん切り)
  • 豚肉 100グラムくらい(部位や大きさは好きにする。筆者高野は肩ロースのかたまり肉を細く切りました。塩コショウと酒それぞれ少々をもみ込み、片栗粉小さじ1くらいをまぶし付けておく)

を入れて中火にかけ、豚肉に火が通るまで2~3分じっくり炒める。

ステップ4 調味料を入れて小松菜と卵をもどす

豚肉に火が通ったら、

  • 酒 大さじ1(紹興酒だとなおおいしいです)
  • ナンプラー 小さじ1

を入れてひと混ぜし、

  • 水 50cc
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • 塩 小さじ4分の1
  • コショウ 2~3振り

を入れて煮立てる。強火にし、取出しておいた小松菜と卵をもどし、小松菜と卵が温まるまで30秒~1分くらい炒め煮して皿に盛る。

好みで粗挽きコショウをかけて食べる。

まとめ

豚肉と小松菜・卵のポパイ炒め、小松菜のシャキシャキ感と卵のやわらかな包容感が、5億3,008回くらいは死ねるほどウマイです。しかも「ポパイ」なので、2億3倍ほどパワーアップするのは確実。ぜひ自分で作り、チカラを付けてくださいね!

 

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