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遊びはまったくのムダだからこそやる価値があるのである。

チェブ夫

 
ツイッターを相手に飲みながら、ASKA容疑者のことを考えた。

チェブ夫

遊びは、まったくのムダだからこそ、やる価値があるのである。

 

 

ASKA容疑者のことは、いつもブログ更新をさせてもらっている喫茶店「PiPi」に行けばテレビでやっているし、ネットのニュースもたびたび配信されるから目に入ってくる。ニュースにすべて関心を持つわけでもないし、覚せい剤などどうでもいいのだが、ASKA容疑者のことはどうも気になる。

ぼくはCHAGE and ASKA「Say Yes」が、カラオケの十八番の一つなのである。

この曲を、これからは歌わない方がいいのか、それともウケを狙うひと言でも添えて歌うのか、ASKA容疑者が捕まってしまったため考えざるを得なくなってしまったわけで、それは他人事ではいられないだろう。

 

ASKA容疑者の件でどうしても不思議になるのは、

「なぜ去年、週刊誌で話題になった時点でやめなかったのか」

ということだ。警察に捕まってしまえばこれまで積み上げてきたものを全て失うのは分かりきっているのだから、秘密が外に漏れた時点で「まずい」という思いで一杯になったはずだろう。

覚せい剤がそれだけ気持ちいいものなのか、またやめるのがそれだけ大変なものなのかとは思うのだが、それを「自分のキャリアと引き換えにしてもいい」とまで思ったとは、どうも思えない。

覚せい剤が単なる「快楽」や「楽しみ」であったのなら、ASKA容疑者がどんなにバカでも、そのために「破滅」の道までを選ぶことはないのではないだろうか。

 

それをやめずに、こうして警察に捕まるまでズルズルと続けてしまったということは、ASKA容疑者が覚醒剤に「必要」を感じていたということなのだろう。

ASKA容疑者は、創作に対するプレッシャーをずいぶんと感じていたらしいから、それが「覚せい剤を使用することで解消される」と思ったのかもしれない。

そこが、「ASKA容疑者のダメなところだ」と思うのである。

 

ぼくは、まあ言うまでもないことだが覚せい剤はやったことがなく、「酒」に置き換えて考えるわけだが、酒を飲むのに何かの「理由」をつけてしまうと、全てが台無しになるのである。

酒にはもちろん、様々な効用がある。適量を飲む分には、体をあたため、疲れを癒やし、人間関係の潤滑油になってくれる。

でもその効用のために酒を飲むのは、まったく何も、面白くない。

 

遊びは、「無目的」だからこそ面白い。まったくのムダだからこそ、やる価値がある。

そこに何かの理由付けをしてしまうのは、遊びの価値を、ただ下げるだけだろう。

だから酒なら、飲み過ぎてその効用を完全に相殺してしまうまで飲まないと、何も面白いことはないのである。

 

飲み過ぎれば、翌日には後悔することになる。体に、仕事に、差し障りが出るからだ。

それで反省し、午前中は禁酒する。

十分に反省したあげく、昼にはまた飲むわけである。

 

ASKA容疑者は、この「反省」が十分ではなかったのだろう。「覚せい剤が仕事や人生にプラスになる」と思っていれば、反省の必要はない。

そう考えると、ASKA容疑者の今回の事件は、「性格の弱さ」や「覚せい剤の怖さ」などに因るものではないだろう。

単に「遊びにたいする認識の甘さ」が原因だったと思えるのである。

 

「おっさん全然反省してないじゃん。」

チェブ夫

ほんとだな。

 

 

 

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