キムチ鍋にはキムチをがっぽりいれるのである。

キムチ鍋

自炊を全くしない人が、一つだけ料理を覚えることとする。

何の料理を覚えたらいいかといえば、疑いの余地はない、

「ニラのどっさりはいったキムチ鍋」

である。

疲労回復効果がハンパなく、引きはじめの風邪くらいなら一発で治ってしまう。

外食で偏りがちな栄養をおぎなうのには打ってつけなのである。

 

疲労回復効果のもとは、「豚肉とニラ」である。

豚肉のビタミンB1が糖分を代謝するのを、ニラのアリシンが助けるそうだ。

おかげで食べてすぐ、体がポカポカと温かくなってくる。

そして翌日一日中、その効果は持続する。

 

きのうは四条大宮の友人池井くんを家に招いて、キムチ鍋を食べさせた。

キムチ鍋

池井くんがずいぶん長く風邪が治らず、弱っているように見えたから、元気づけたいと思ったのである。

長い風邪は、キムチ鍋で治るとまではいかないだろう。

でも食欲はあるというから、栄養をとって悪いということもない。

 

キムチ鍋に使うのは、まずキムチ、それから豚肉とニラ。

キムチ鍋

豚肉は、コマ肉を500グラム、ニラは2把を用意した。

豆腐もいいが、きのういれたのは油あげ。

そのほうが味がしみ、汁に味をつける鍋には合う。

 

さらに長ねぎと玉ねぎ、それにニンニク。

キムチ鍋

キムチ鍋

これらもニラと同様、豚肉と合わせることで疲労回復の効果がある。

体を温めるショウガもいれる。

あとはしめじ、それにジャガイモ。

 

材料は一度には鍋にはいり切らない。

2回に分けてすることにした。

 

作り方は、非常に単純。

キムチ鍋

鍋にだし昆布に水とたっぷりの酒、キムチとニンニク、ショウガをいれて火にかける。

塩で味をつけたら肉と野菜を少し煮る。

キムチ鍋

最後にゴマ油をひと垂らし。

 

ただしここで、「最大」ともいえるポイントがある。

「キムチをがっぽりいれること」

なのである。

キムチ鍋はキムチをけちると、間の抜けた味になる。

キムチもそう安くはないが、きのうは4カップの水にたいして600グラムのキムチをいれた。

 

キムチさえどっさりいれれば、味つけは何もいらない。

塩だけで十分うまいことになる。

 

鍋いっぱいの肉と野菜はあっという間になくなった。

キムチ鍋

二回目は、減った分の水を足し、うすくち醤油とみりん、塩で味をおぎなう。

みそやコチュジャンを使うのも、悪くはない。

でもこういううす味のキムチ鍋も、またいいものである。

 

その頃には、マチコちゃんと仲間たちも合流した。

キムチ鍋

6畳一間のせまい我が家に、6人の人がはいった。

 

シメはうどん。

キムチ鍋

汁も残らず食いつくす。

 

宴は2時にお開きとなり、若者たちは帰っていった。

池井くんからは今日になり、「元気になった」とメールがあったが、無事回復してくれるといいのだが。

 

「若い人が遊んでくれてありがたいね。」

チェブラーシカのチェブ夫

ほんとだよ。

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