先が見えないときは耐えないといけないのである。(スピナーズ3周年)

2014/04/06

 
昨日はいつもお世話になっているバー「スピナーズ」の3周年記念だった。

スピナーズ

そこで初対面のアラフォー女性と話をしながら、「先が見えないときは耐えないといけない」とあらためて思ったのである。

 

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土曜日はいつもならラーメン屋でビールを飲むのだが、昨日はカレーを食べないといけない事情があった。

ブログ更新の場とさせてもらっている喫茶店「PiPi」の店主「マチコちゃん」が一日限定で特製カレーをつくり、「それを食べずに済ませるつもりか」と睨まれたからである。

コーヒー一杯で毎日長居させてもらえる貴重な場所だから、大切にしないといけない。

店主の言うことに素直にしたがうのは当然の話である。

 

で、そのカレーだが、実際の話たいしたものである。

喫茶店PiPi

「スリランカ風カレー」だそうで、素人がつくるものとは思えない。

スパイスもいくつかを自分で調合し、味つけも吟味に吟味を重ねているとのこと。

異国情緒満点でありながら、日本人の口にも合うようになっている。

 

昨日はこれをアテに、ビールを2本飲んだ。

春の日差しがさし込む土曜日の昼下がり、ついているテレビを横目で見ながらぼんやりとビールを飲むのは、何とも気分がいいのである。

 

家に帰って昼寝をしたら、もう夜になっていた。

祝いの品

いつもお世話になっているバー「スピナーズ」の3周年記念パーティーが予定されていたから、祝いの品を用意して出かけることにした。

 

「石の上にも三年」というが、飲食店を三年つづけるのはそう簡単なことではないだろう。

スピナーズ

四条大宮でも、出来たはいいがすぐに失くなってしまう店も少なからずある。

しかもスピナーズは大宮の中心街からはだいぶ離れた場所にあり、さらに「料理をまったく出さない」という不利な条件で勝負してきている。

マスターの苦労やいかばかりかと思うのである。

 

「その甲斐あって」ということだろう、今ではスピナーズには老若男女の常連さんが大勢ついている。

昨日も店に入りきれないほどの人が集まっていた。

ビールとワインが3周年価格で一杯100円になっていたから、ぼくはまずビール、それからワインをガブガブ飲んだ。

スピナーズ

スピナーズに来はじめて2年、今ではぼくも常連さんの大半を知ることとなっているから、あれこれと話も尽きない。

 

カウンターに座ったぼくの横には、V6櫻井くんに似た若い男性がいた。

本当にかわいい顔をしていて、さらに頭の回転が速いことは、ぼくも何度か話をしているから承知している。

彼が近々で会社を辞め、地元へ帰って実家のお寺の副住職になるというから、話は「お寺」のことになった。

お寺については、ぼくも前から思うところがあるのである。

 

「日本人は無宗教」といわれるが、神道と仏教には、多くの人がそれなりの関わりをもっているだろう。

特に神道は、神前結婚はもちろんこととして、初詣やら恵比寿様やら、年間をとおしていくつもの催しが組まれ、そこでたくさんの人が少なからずのお金を落とす。

それに比べて仏教は、ほとんどの人が「葬式」のとき触れるくらいではないだろうか。

熱心な檀家さんは別として、日常的な関わりが、神道よりうすい気がする。

 

そういう話をしたところ、櫻井くんは

「神道は、やはり土着信仰とむすびついているから強いんですよ」

と言う。

仏教はどうしても、檀家さんからの紹介で新たな檀家さんを獲得していく他には、拡大がなかなか難しいのだそうだ。

でもぼくは、仏教ももう少し、何かできるのではないかという気がするのである。

日本人が「精神的なもの」を求めていないわけではなく、実際新興宗教にハマる人も少なくない。

 

「たとえば『プチ修行』とかどうなんでしょう?」

ぼくは櫻井くんに軽口をたたく。

アラフォー女性を対象とし、教養とリラクゼーションを兼ねた催しを企画して、グルーポンなどでクーポンを出せば、けっこう売れるのではないかという気もする。

「お寺をもっとオープンにしていくことは、考えないといけないですね・・・」

櫻井くんは、ぼくの無知な提案にも、きちんとまじめに答えてくれた。

 

櫻井くんとの話が一段落したころ、店に女性二人のお客さんが入ってきた。

スピナーズへははじめての顔だったのだが、一人はぼくがいるのを見て、

「あ、高野さん・・・」

声を上げる。

振り返ると、それは以前べつの店で、人に紹介をされて話した女性だったから、ぼくは席を移動して、その女性二人と話すことにした。

スピナーズ

話しながら、

「先が見えないときは耐えないといけない」

と、あらためて思ったのである。

 

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さて女性二人なのだが、年のころは四十前後で、二人ともかなり可愛く、ぼくを知っていた女性は本上まなみに、その友達は蛯原友里にも似ている。

烏丸あたりで食事をし、「一杯飲むところがないか」とスピナーズへ来たそうだ。

テーブル席をかこみ、本上まなみはビールを、蛯原友里はカルアミルクを注文、ぼくはワインをおかわりして話しはじめた。

二人とも、大宮でのむ機会はそれほど多くないそうだ。

 

本上まなみが独身なのは知っていたが、聞くと蛯原友里も独身で、さらに二人ともつき合っている相手もいないそうだ。

「そんなにおきれいなのに、どうして相手がいないんですか?」

と聞くと、「男性と出会う機会がない」という。

本上まなみは歯科医院に勤務していて、同僚は女性ばかり、さらに患者さんもお年寄りばかりだそうだ。

蛯原友里も、実家の商売を手伝っているから、一日家族だけで過ごすことも珍しくないという。

 

「友だちに紹介してもらったりとかできないんですか?」

ぼくは聞いてみた。

友だちの紹介は、相手を見つけるには王道だろう。

「この年になると友だちは、みな結婚しているか、または私たちみたいに出会いがない女性ばかりで、紹介には期待できないんですよ・・・」

ぼくは「なるほどな」と頷いた。

「そしたら男性がいそうな場所、たとえば趣味のサークルとか、こういうバーとかに、積極的に来てみるのがいいんじゃないですか?」

ぼくはアドバイスをするのである。

 

しかしそのうち、

「それに私、けっこう振られるんですよ・・・」

蛯原友里が、悲しそうにつぶやいた。

きれいだし、性格もよさそうな人だから、「振られるわけがない」と思ったのだが、聞くと「好き」と思った人に告白し、それを断られるという。

「あー、それはダメですよ。」

ぼくは理由がわかったと思った。

「女性は、男性に告白させるようにしなくちゃ・・・」

 

恋愛は、自分が相手を好きになるだけでは足りないだろう。

相手にも自分を好きになってもらわないと、始まらない。

この「相手に自分を好きになってもらう」ことが、恋愛の醍醐味であると同時に、「難しいところ」と思う。

これは男性の側にとっても同じである。

 

男性は女性にアプローチする立場になるが、女性は簡単には振り向かない。

振り向いてもらうためにはかなりの努力が必要になるわけだが、一番の難しさは、「相手の気持は自分の思い通りにならない」ことだろう。

「このくらい頑張れば、振り向いてもいいはずだ」と思っても、ほとんどの場合はそうはならない。

そうなると、打つ手はすべて、尽きてしまう気になってくる。

 

でもここからが、本当の「勝負」なのだとぼくは思う。

打つ手がなくなり、先が見えなくなってから、「どれだけ耐えられるか」が大事になる。

ぼくの乏しい経験では、相手が振り向くためには、自分が思っている時間の倍はかかる。

自分の打つ手がなくなり、さらに相手もまだこちらを振り向かない、「進むも地獄、引くも地獄」のとき諦めてしまわないのが、必要なのではないだろうか。

 

そんな話をしながら、3人は飲み物をおかわりした。

それを飲み終わったところで、女性二人は帰っていった。

 

まだ食事をしていなかったぼくは、そのころにはお腹が空いてきた。

それでスピナーズを出て、食べに行くことにした。

 

まず行ったのは、酒房京子。

酒房京子

しんじょうにしめサバ。

それに小鯛の煮付け。

酒房京子

 

アサリのショウガ煮。

酒房京子

熱燗を一本飲んで、店をでた。

 

それから餃子の王将。

餃子の王将

やはり餃子。

それからちゃんぽんの麺ぬき。

餃子の王将

生ビールも一杯飲んで、無事満足して家に帰った。

 

昨日は昼からずっと飲んでいた。

気がついたら財布が空になっていたが、別にそれでいいのである。

 

「体を壊さないように気を付けてよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうだよな、ありがとう。

 

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