料理は酒を飲みながらするに限るのである。(ハタハタ煮付け、ハマグリ吸物、身しじみショウガ煮)

2014/04/25

 
昨日はひな祭りだったから、男のぼくは関係ないが、ハタハタの煮付けにくわえて一応ハマグリの吸物と身しじみの甘辛煮をつくった。

ハタハタ煮付け

チンタラやるから支度に2時間近くがかかるのだが、料理は酒を飲みながらするに限るのである。

 

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ぼくにとって料理は趣味で、食事の支度は一日の疲れをいやす時間となっている。

自分が「こういうものを作りたい」と頭に思いえがくものを実現していくことだから、やりながら非常な充実感があり、またできると大きな達成感がある。

メニューを考えるのも好きで、考えはじめの茫漠としたところから徐々にくっきりしていくことには知的興奮すらおぼえるほどだ。

食えば満足と幸せを感じるし、料理は趣味にするには上等なものだと思うのである。

 

ただし趣味を、あくまで「趣味」にとどめておくにはそれなりの配慮が必要になる。

気をつけないと、ついつい「仕事」になってしまいがちなのだ。

料理は「作業」としての側面もある。

作業となると、「効率重視」が頭をかすめるわけなのだが、そうなってしまうとつまらない。

 

やはり料理は、単なる作業ではなく、「作品の製作」だからたのしいのであり、ぼくはそれを自分にしっかり言い聞かせるため、まず酒を飲むのである。

まずは酒を飲むのである。

そうすると、仕事の頭はきれいサッパリなくなる。

その上で、まずは30分ほどをかけ、何をつくるか考える。

構想がまとまると、製作にかかるわけだが、いざ作り始めると構想したのと全くちがうものになることもある。

 

製作も、効率はいっさい考えず、ひたすらチンタラやる。

作業を並行させたりなどは、終盤の仕上げのときを除いては、まずしない。

あまりにチンタラやるものだから、昨日のように火を使うものが複数になる場合など、2時間近くがかかることもある。

だから料理が出来るころにはこちらもすっかり出来上がっているのだが、べつに酒をのむ時間が長引くことに問題はないのである。

 

飲みながらやっているから、だし殻の昆布や削りぶしなどなど、一味に味ポン酢でもかけると格好のツマミになる。

廃物処理も兼ねられて、料理は酒を飲みながらするに限るのである。

 

そういう調子で、昨日作ったのはまずハタハタの煮付け。

ハタハタ煮付け

ハタハタは、秋田の旬はもう終わったが、山陰や北陸などはこれからが最盛期となる。

子供を持ったのは高いそうだが、そうでないのは非常に安く、イワシとおなじくらいの値段で買える。

にもかかわらず味は上品、臭みなどは一切ない。

 

鍋に5センチ角くらいのだし昆布を敷き、水で洗い、頭があれば頭を落とし、ワタをかき出したハタハタと、ハタハタとおなじくらいの高さに切った焼き豆腐をならべる。

ハタハタ煮付け 作り方

ハタハタの腹に白いものがある場合は、それは白子でうまいから、捨てないように気をつける。

水をハタハタが少し顔を出すくらいまでいれ、いれた水が2カップなら、酒とみりん、砂糖を大さじ4ほどいれて強火にかける。

煮立ったら中火にし、アクをとりながら2~3分煮て味をしみさせる。

 

つづいてしょうゆ大さじ3をいれ、落としブタをして7~8分、計10分煮る。

ハタハタ煮付け 作り方

最後にしょうゆ大さじ1をいれ、ひと煮立ちさせて火を止めて、そのままフタをして冷まし、味をさらにしみさせる。

 

ハタハタは、骨まで食べられる。

ハタハタ煮付け

ハタハタと豆腐はあっさりとしたもの同士で、相性は抜群なのである。

 

味のしみた、この豆腐がまたうまい。

ハタハタ煮付け

 
 

昨日はさらに、ひな祭りだったから、定番ハマグリの吸い物と身しじみの甘辛煮をつくった。

ぼくは男だから関係ないが、一応定番はおさえておくのである。

 

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ハマグリとしじみが全国的にひな祭りの定番なのかどうかはわからないが、少なくとも京都ではそうなっている。

ハマグリ吸物

二枚貝はぴったりと合うものが一対しかないそうで、女の子がそういう伴侶を見つけることを願ってのことだという。

 

ハマグリは、鯛とならんで最もうまいものの一つであるのはまちがいなく、ただ焼いて食べるのもいいし、吸物にすれば最高のだしが出る。

ハマグリ吸物 作り方

30分~1時間ほど、海水くらいの塩水にひたし、フタをして暗くしておいて砂出しし、それから指でよくこすりながら水洗いしてヌメリや汚れをきれいに落とす。

砂出しは、ハマグリが自分の家に帰ってきたと勘違いし、安心するのだと思う。

そこをすかさず煮てしまうのだから、残酷といえば残酷だが、食べるとはそういうことなのだから、仕方ないのである。

 

ハマグリが4個なら、吸物1杯分、1カップの水を鍋にいれ、酒大さじ1とハマグリをいれて中火にかける。

煮立ったら弱火にし、アクを取りながら殻がひらくのを待つ。

殻がひらいたら、うすくち醤油大さじ1弱で味つけし、火を止めて、サッと一瞬ゆでて水で冷やし、よく絞った菜の花をあたためる。

ハマグリと菜の花をお椀に盛って、あらためて汁を煮立ててお椀にそそぐ。

 

身しじみは、ゆでて殻を外したのが売られている。

身しじみ甘辛煮

これはショウガといっしょに甘辛く煮る。

 

身しじみと細くきざんだショウガをだし昆布を敷いた鍋にいれ、身しじみがかぶるほどの削りぶしのだしをいれる。

身しじみ甘辛煮 作り方

だしが1カップなら、ここに酒とみりん、砂糖を大さじ1ずついれて強火にかけ、煮立ったら中火にして、アクをとりながら2~3分煮る。

つづいてしょうゆ大さじ1をいれ、さらに7~8分、計10分煮る。

身しじみ甘辛煮 作り方

火を止めたらフタをして、そのまま置いて味をしみさせる。

 

それからあとは、長芋千切り。

長芋千切り

一味と味ポン酢。

 

それにすぐき。

すぐき

 
 

酒はぬる燗。

酒はぬる燗

気持よく酔っぱらい、昨日はツイッターに妄言を吐きまくったのである。

 

「少しは効率も考えないと仕事に差し支えるんじゃないの?」

チェブラーシカのチェブ夫

そうなんだよな。

 

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