【姫路 やま義・岡山 善屋】山陽の魚はやはりうまくて、さらに岡山の男性店員は感じがいい。

あなご定食

 

姫路では、あなごを食べた。

お世話になっている人に姫路に会いに行き、

「ガッツリ系と名物系と、どちらがいい?」

と聞かれ、こちらはもちろん「名物系」と答えたところ、案内されたのだ。

 

連れて行かれた店は、「やま義」。

やま義

年配の大将の、娘さんが二人、働いていて、どちらも大変かわいかった。

 

定食を頼むと、出てくるのはあなごご飯に焼きあなご、それにあなごの吸い物のあなごずくしだ。

やま義 あなご定食

 





 

皿にあるのは焼きあなごで、どんぶりは蒸したやつ。焼いたのは歯ごたえがあるし、蒸したのはやわらかく、それぞれで味がちがう。

さらに最後は、吸物をどんぶりにかけてお茶漬けみたいにして食べるとおいしいと、美人の娘さんが教えてくれたから、その通りにしたら、実にうまかった。

 

「姫路の名物はあなご」というのは、知らない人も多いのではないかと思う。

姫路に行って、食べるものに迷わないように、ぜひここで覚えておいてもらいたい。

 

夜は、岡山で食事をした。時間がたっぷりあるときは、繁華街を端から端まで歩きつくし、うまそうな店を見つけるのも楽しいわけだが、今回はそれほど時間がないから、もっぱらホテルでおすすめの店を聞いている。

「魚がおいしい店はどこですか?」とたずねたら、フロントの、これもまたかわいい女性が教えてくれたのが、「善屋」。

善屋

かなり自信を持ってすすめてくれたから、まちがいなく、自分でも食べに行ったことがあるのだと思う。

 

かわいい女性が教えてくれれば、実行するのがおっさんだ。早速善屋に行ってみたところ、おいしいのはもちろんのこと、じつにいい店だった。

 

頼んだのは、岩ガキ。

岩ガキ

 

馬刺しと……、

馬刺し

 

牛レバーの炙りたたき。

牛レバーの炙りたたき

 

岩ガキは島根産で、これがうまかったのはもちろんのこととして、馬刺しもレバーもうまかった。

レバーは外側が炙られてはいるのだが、中は生で、以前ならレバ刺しとして出されていたのだろう。

 

「いい店」だというのは、店員のことである。

年配の女性、たぶんこれは女将さんだと思うのだが、を除いては、全員若い、20代前半くらいの男性だった。おっさんとしては、これは非常にガッカリすることもあり得るところだ。

おっさんは、店員の若い女性になれなれしく話しかけては、相手が仕事でなければまったく相手にされないところ、いちおう多少はかまってもらえて、哀れにもよろこぶ悪いクセがあるからだ。

 

ところがさらに遠慮のないおっさんは、若い男性店員にも、先輩風を吹かせて話しかけるわけである。

普通なら、ただうざったがられて終わっても全くおかしくないところ、この店の男性店員は、みなおっさんの与太話をほんとうに興味深そうに聞き、ちゃんと受け答えをしてくれる。

 

これは一つには、お店がエライのだと思う。

居酒屋に来るのはおっさんがほとんどだから、おっさんを喜ばせようとすれば、若い女性のアルバイトを雇うのが、一番手っ取り早いことになる。

そこをあえて、女性を一人も入れず、全員を若い男性にするというのは、男性でありながらもきちんとおっさんの客に対することができるという教育効果を、お店が考えているのではあるまいか。実際一人の男性は、自分で店を開きたいと思っていて、その準備のためにこの店で働いていると言っていた。

 

さらにもう一つ思ったのは、「これが岡山の風土なのかもしれない」ということ。

岡山の人は、僕がこれまで接した少ない経験で判断すると、屈託がなく明るい人が多いのだ。

 

いずれにせよ、こちらは先輩風を吹かせ、それを相手がきちんと受け止めてくれたから、大変楽しく酒を飲んだ。

おっさんは、岡山で酒を飲むのがいいのではないかと思う。





 




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