【鳥取~島根食べ歩き】旅に出ると、食べまくってしまうのだ。

2016/05/30

出雲そば

 

旅に出ると、食べまくってしまうのだ。

家にいるときは、「食べたいかどうか」は、純粋に自分の体がそれを欲しているかどうかで決まる。なので前の食事で食べ過ぎてお腹が空いていなければ、食べる量は自動的に少なくなる。

また食べたくなれば、家の料理はいつでも作れるわけだから、それでいいのだ。

 

ところが旅に出ると、食べたいと思う気持ちは、もっぱら「好奇心」とか、「ここで食べないとしばらくは食べられない」とか、体ではなく、頭の都合で決まってくる。

なのですでに食べ過ぎていることは、食べるのを控える理由にまったくならないわけである。





 

きのうは、昼は境港にきた。となれば、昼飯に食べるのは、やはり魚だ。

 

1皿120円の回転寿司屋。

境港 回転寿司

魚はその日の朝に水揚げされたものだから、これがほんとうに目の玉が飛び出るほどウマイ。

 

それから境港でも、ラーメンを食べてみたいと思った。鳥取市で食べたラーメンが、鶏がらスープに魚のスープがブレンドされ、「さすが魚の都・鳥取のラーメン」と思いたくなるような、しみじみとうまいやつだったからだ。

それで、グーグルで検索し、「よさそう」と思えるところに行ってみた。

境港 ラーメン

 

これは鶏がらスープのラーメンに白髪ねぎを山盛りし、熱い香味油をかけたもの。鳥取のラーメン同様、鶏がらスープのコクをいかに増すかを考えてのことだと思う。

もちろんまずくはなかったのだが、それほどうまいとも思えず、鳥取市のラーメンが地の利を活かした素晴らしいものだったことを考えると、残念ながら真逆の方向へ行ってしまったかなと思った。

 

次に夕方、出雲市へ行った。となれば、出雲そばだ。

出雲そば

 

出雲そばは、普通のそばより食べ応えがしっかりしていて、さらに薬味とつゆをそばにかけて食べるから、重厚な味がする。

出雲そば

出雲へ行ったら、やはりこれを食べなければ、何のために出雲へ行ったのか分からないというものだろう。

 

夜8時ごろになってようやく島根・浜田市へ到着した。

浜田市は初めてで、何を食べたらいいのかもよく分からなかったから、とりあえずホテルのフロントにすすめられた店へ行った。

 

いくつかの店を教えてもらったのだけれども、1軒目の店へ行ったら、まず店の入口を入っても誰も出てこず、

「すいませ~ん」

と言ったら、しばらくしてようやく、もっさりとした中年の男性が出てきた。

「一人でも入れますか?」と聞いてみると、一旦奥へ聞きに行き、

「オープンテーブルに座ってもらってもいいですか?」

との答え。テーブルだと、かなりぽつんと一人きりになってしまうところがあるし、しかも店員のもっさりとした男性もイマイチ要領を得ないから、入るのはやめておいた。

 

それで2軒目の店へ行くと、入り口を入るなり、三浦理恵子似の美人のお姉さんが飛んできた。

「一人でも入れますか?」とおなじように聞いてみると、

「ハイハイ、カウンターもありますから大丈夫ですよ、どうぞどうぞ~!」

と、黄色い声で答えてくれる。

もちろん、入ることにしたのである。

 

まず頼んだのは、刺身の盛り合わせ。

刺身盛り合わせ

この店は、青少年が行くような、いわゆる安い居酒屋なのだが、刺し身は文句なくうまい。

魚はもちろん、きちんと板前がさばいている。

板前

 

「どちらからいらしたんですか?」

と聞かれたから、「出身は東京だけど、今は京都に住んでいます」と答えると、その三浦理恵子似のお姉さん、

「赤天というのが浜田の名物なんですけど、食べてみます?」

と、聞いてくる。

これはもちろん、親切ではなく、商売上手なだけなのだ。でもそうやってすすめられたものを食べ、相手が喜べば、それでこちらも楽しいからそれでいいのだ。

 

その赤天、「天」というのは東京の言葉でいうと「さつま揚げ」のことなのだが、それに唐辛子が練りこまれ、赤い色をしているもの。

赤天

「辛い」というより、唐辛子のうま味がきいて、これがうまい。

 

熱燗

 

浜田の地酒「環日本海」というのを飲みはじめたら、これがピリッと辛くてうまかったから、もう一杯行くことにし、ついでにツマミももう一品たのむことにした。

また三浦理恵子似のお姉さんに尋ねると、

「ふぐのみりん干しというのが、浜田の土産物屋などでよく売っていて、それを天ぷらにしたのがありますけど、食べてみます?」

とのことだ。

 

もちろん素直に従い、それを注文。

ふぐみりんの天ぷら

ふぐの干したのははじめて食べたが、ふぐの硬質な食べ応えはそのままに残っていて、そこにみりんとしょうゆの甘辛い味がしっかり入り、濃厚な味の天ぷらで、これまたうまい。

 

最後にシメとして、お店のオリジナル料理である「特製ホルモンうどん」を食べ……、

ホルモンうどん

さすがに死ぬほどお腹が一杯になったから、三浦理恵子似のお姉さんにあいさつし、お金を払って店を出た。

なんとなく、それなりに浜田を満喫できたような気がした。

 

しかし今回の食べに出て以来、ほんとうに食べつづけなのである。

3日でもう、5キロは太ったのではないかと思う。





 




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