【自炊のコツ】料理を「趣味」と位置づけることがポイント

2016/04/13

自炊のコツ

 

「これから自炊を始めよう」という人も、このシーズン、多いと思う。そこで「自炊のコツ」と僕が考えることをまとめてみた。

一番のポイントは、自炊を「仕事」ではなく「趣味」と位置づけるように努力すること。自炊はモチベーションを維持することが最もむずかしいのだ。





 

コツ1 自炊は「趣味」と位置づけよう

一人暮らしを始めたばかりの頃は、何もかもが新鮮だから、自炊も「楽しい」と思えるはず。でもその熱が冷めてきたとき、それでも自炊を続けられるためには「モチベーション」が必要だ。

ところがこの自炊のモチベーション、保つのが意外にむずかしいのだ。

家族がいれば、料理は「家族のため」になり、仕事の一種と位置づけられる。そうなれば、優先順位もそれなりに高くなるから続けることはむずかしくない。

 

ところが一人暮らしだと、料理は自分のためだから仕事にはなり得ない。「節約のため」と考えることもあると思うが、これはよっぽど金に細かい人でない限りみじめったらしい感じがしてきて、それだけでは、モチベーションを維持するのはむずかしいのではないかと思う。

そうすると、優先順位が下がってしまって、ちょっと忙しくなったりすると、自炊を省いてしまうことになりがち。

一日省けば、その翌日も省くことになり、一週間省いてしまうと、もうやる気がしなくなる……。それで気づくと、外食やコンビニに頼ることになってしまうというわけだ。

 

自炊の場合、モチベーションを維持するために必要なのは、それが「楽しみ」になることではないかと思う。仕事ではなく、「趣味」の一つとして位置づけるということだ。

実際「文化」として考えてみた場合、料理ほど広さと奥行きを持ったものはない。料理は人類発生と同時に始まり、それ以来すべての人間が関わってきたものだから。

なのでその巨大文化を「愛でる」という気持ちになれると最高だ。

 

そのためには、まずていねいに作ること。多少早くできたとしても、雑に作ってしまうと楽しみは感じにくい。

それから酒が好きなら、飲みながら料理を作るのはオススメだ。

「キッチンドランカー」と言われるのは、単に主婦が台所にいることが多いからではなく、「料理と酒」の相性がいいからだ。飲みながら料理をすると、まず料理が楽しく感じられ、次に酒がうまくなるので、やってみたらいいと思う。(僕は毎日実践している)

 

コツ2 調理器具は最低限のものだけ買おう

自炊するには、調理器具はもちろん必要。でも「買い過ぎない」ことは大切だ。

まず一つには、調理器具が多いと場所を取る。ただでさえも狭い台所がますます狭くなるわけで、特に大きなものはできるだけ買わないようにするのがいい。

 

買ってしまいがちだけれど要らないもののベスト3は、ボウルとやかん、それに水切りザル。

ボウルは食器や鍋で、やかんは鍋で、完全に代用でき、食器は洗ったらすぐに乾いた布で拭いて食器棚にしまってしまえば、水切りザルも必要ない。

 

それから特に家電の調理器具については、できるだけ買わないようにするのがオススメ。電子レンジと炊飯器は要らないのではないかと思う(僕は使っていない)。

理由の一つは上と同じで、電子レンジと炊飯器は場所をとる。ワンルームなどの狭い部屋だと、電子レンジを冷蔵庫の上に置いてしまうと、炊飯器は居間に置かなくてはいけなくなるのではないか。

 

次に電子レンジと炊飯器は、それを代用する方法がいくらもある。解凍は、冷蔵庫に移したり、流水にさらせばできるし、ご飯などそもそも冷凍せずに冷蔵庫で保存して、それを蒸かし直したり、チャーハンやお茶漬けにしたりすれば大変おいしく食べられる。

ご飯も普通の鍋で炊くのは、むずかしいことは全くない。またご飯ではなくうどんなどを食べるというやり方もある。

家のレンジが一口しかない場合、たしかに炊飯器がないと厳しいこともあるかもしれない。でもそれも、炊き込みご飯やパエリアにすれば、炊飯器でご飯を炊いて、さらにおかずを作るよりはよっぽどラクだ。

 

最後に家電の調理器具を使ってしまうと、家電がやってくれることは自分は分からず、ブラックボックスになってしまう。

分からないことがあると、「楽しさ」が減るのである。多少の時間がかかっても、「趣味」として捉えた場合は、手をかけた分だけ楽しくなる。

 

なのでくれぐれも、調理器具は最低限のものだけ買い、あとのものはどうしても必要に迫られてから買うのがオススメ。最低限必要な調理器具と調味料は、こちらに上げてある。

 

コツ3 化学調味料やレトルトは使わないようにしよう

料理を短時間で作ろうと思ったら、それはもちろん、化学調味料やレトルトなどはとても便利。ところが「趣味」という観点で考えた場合には、化学調味料やレトルトを使ってしまうと、料理の楽しさが半減するのだ。

これは家電調理器具の場合と同じ。化学調味料やレトルトの部分がブラックボックスになってしまい、料理にたいする理解が深まらない。

 

理解できないことを楽しいと思うのは、むずかしいのではないだろうか。カツオだしなら5分で取れて、それで楽しさは倍増するのだ。

 

コツ4 ダメになった食材は罪悪感を感じず捨てよう

自炊を始めたてだと、どうしても食材を残してしまいがち。レシピのバリエーションがまだないから、余った食材を再利用することがむずかしい。

しかも保存方法も下手だから、食材をダメにしてしまいやすいのだ。食材をダメにすると、罪悪感で自炊がイヤになるという話はとてもよく聞く。

 

なのでダメになった食材は、罪悪感を感じずに捨ててしまうようにしよう。だいたい外食店やコンビニだって大量の食品を廃棄しているのだから、違いは「自分で捨てるか、人に捨ててもらうか」だけなのだ。

料理が上達するに従い、捨てる食材の量は自然に減る。

ちなみに野菜の保存は、密封せずに口を開けておくようにして、湿気をこもらせないことがコツだ。

 

コツ5 洗剤を使わずに皿を洗おう

自炊は料理の面倒くささもさることながら、「皿洗いが面倒くさい」という声も、とてもよく聞く。たしかに皿を洗わずに料理することはできないから、皿洗いの手間をいかに省くことができるかは大事な課題だ。

おすすめなのは、洗剤を使わないこと。皿洗いはまず洗剤で洗ってから、さらにそれをすすぐために倍以上の時間がかかる。洗剤を使わなければ、皿洗いの時間は3分の1になる計算だ。

 

洗剤を使わずに皿洗いをする場合、スポンジだと汚れが取れにくいから、フキンで洗うようにするのがいい。お湯を使えば油汚れもほとんど落ちるし、最後に乾いたフキンで拭けば、完全にキレイになる。

(油で汚れたフキンは、皿洗いが終わってから洗剤で洗うのである)





 







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