自分が戦っている気持ちになれる。【銃撃 島崎ろでぃー写真展】

銃撃 島崎ろでぃー写真展

渋谷で開催されている「銃撃-島崎ろでぃー写真展」。ろでぃーさんの写真を見ると、自分が一緒に戦っている気持ちになれると思う。

 

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渋谷のGalaxy-Gingakeiで行われている、報道写真家 島崎ろでぃーさんの写真展。

ろでぃーさんは2009年、「ラスティック・バンドのベーシストからビルの窓拭き屋の社長を経てプータローとなり」、36歳でカメラマンを始めたそうだ。はじめは街角で名もなき人びとの写真を撮っていたところ、病におかされた友人に依頼され、友人が亡くなる直前の様子を写真におさめる。

その経験から報道カメラマンを志すことになったその矢先に東日本大震災が発生。パンクスの友人に誘われて東北へ向かい、被災した人びとの写真を撮り、そこから反原発運動、路上での差別抗議、国会前での抗議などの写真を撮りつづけてきた。

写真展では2009年から現在まで、ろでぃーさんが撮った写真、100点くらいだろうか、が一堂に展示されている。

 

僕はろでぃーさんとは、路上で2~3回顔を合わせたことがある。活動の仕方についてちょっとしたアドバイスをもらったこともあり、外野から撮影する報道カメラマンというよりも、抗議する人の一員というイメージだった。

ろでぃーさんの写真についてはツイッターでも何度も話題になっていて、僕も目にしたことがある。デモやカウンターの写真を撮る人は何人もいるなかで、ろでぃーさんはもっとも有力で、また活動する人たちからもっとも信頼されている一人ではないかと思う。

そのろでぃーさんが写真展を開くというので、ちょうど東京にいた僕も出かけてきた。

 

Galaxy-Gingakeiは渋谷駅から原宿方向へ徒歩10分くらいのところにあるギャラリー。

銃撃 島崎ろでぃー写真展

 

奥の階段を降りて行くと小ぎれいなスペースがあり、軽い飲食もできるようになっている。

銃撃 島崎ろでぃー写真展

 

あわせて刊行された写真集「ひきがね」、

銃撃 島崎ろでぃー写真展

 

それに展示された写真をポストカードにしたもの、

銃撃 島崎ろでぃー写真展

なども販売されている。

ろでぃーさんも会場に詰め、訪れた人と話をしている。

 

僕はビールを飲みながら、ろでぃーさんの写真を初めから終いまで10回くらい見た。

見ながら、「ああ、これはろでぃーさん自身の戦いの記録なんだ」と思った。

 

まず報道写真だから、大震災被災地の人びと、デモやカウンターに参加する人びとの様子を直接目で見ることができる。

写真だからこそ伝えられることがあるわけで、特にデモやカウンターに参加したことがない人は、ろでぃーさんの写真を見ることで、それらがどのようなものなのかを改めて知ることができると思う。

 

でもろでぃーさんの写真は、それだけには留まらないのだ。特に印象的なのは、写真に写っている人の目。

銃撃 島崎ろでぃー写真展

抗議をする人たちの射抜くような目が、数多く写っている。

そうなのだ。この目こそが、まさに「銃撃」なのだと思った。

 

ろでぃーさんはこれらの写真を、単に客観的な報道として撮影しているのではないだろう。

デモやカウンターに参加する人たちは、国家権力や差別主義者と戦っている。ろでぃーさんは、それら名もなき人びとの戦いの有り様こそをファインダーにおさめているのだ。

 

そしてそのような写真が撮れるためには、ろでぃーさん自身が一緒に戦っていなければいけないはずだ。

ろでぃーさんは、自身がデモの準備などに加わるそうだ。またそれまでなじみがなかった差別への抗議活動に出会った際には、参加者とていねいに関係を結び、今では彼らの親しい友人にまでなっているらしい。

 

だからろでぃーさんの写真を見る人は、抗議する人びとの射抜くような目を、さらにそれを写真に収めるろでぃーさんの目を通し、自分が一緒に戦っているような気持ちになれるのではないかと思う。

 

銃撃 島崎ろでぃー写真展

会期は2月7日(日)までの12時~21時。2月6日(土)と7日(日)の両日には、スペシャルイベントも開催される。(詳細

 

入場は無料。

ただし開催経費を書籍やポストカード・軽食などの売上で賄うようになっている。

 

Galaxy-Gingakei

東京都渋谷区神宮前5-27-7-B1
JR、東京メトロ、東急「渋谷駅」徒歩8分
東京メトロ「明治神宮前駅」徒歩5分
TEL: 03-6427-2099









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