すごい楽しい!【大阪・生野コリアタウンまつり2015】

2016/07/20

生野コリアタウンまつり2015


 




 

きのうは数日前から、大阪・生野にあるコリアタウンで催される、「コリアタウンまつり」に行こうと思っていた。

大阪で、韓国の料理を食べたり、韓国食材を買ったりするのは「鶴橋」が有名だ。

鶴橋

駅のまわりの広大なエリアに、焼き肉をはじめとした韓国料理、韓国食材などの小さな店が、まさに韓国の市場のよう、迷路のように張り巡らされたアーケードの細い路地の両側に、びっしりと軒をならべている。

 

しかしさらに、そこから南東に10分くらい歩いたところに、「生野コリアタウン」がある。

聞くと、鶴橋駅のまわりは「ニューカマー」と呼ばれる、1世~3世くらいの在日コリアンが多いそうだ。それにたいしてコリアタウンは古くからある街で、100年以上前からコリアンたちが住みはじめ、現在では4世~5世の人もふつうにいるとのことである。

「日本最大の韓国食料品マーケット」として知られ、東西600mほどの「御幸森商店街」に、130以上の店が集まっているそうだ。

 

ここで年に1度のお祭りがあるとのこと。

生野コリアタウンには、一度行ってみたいと思っていた。お祭りがあるとなれば、ちょうどいい機会なわけだ。

 

コリアタウンまつりのことを知ったのは、コリアタウンで毎週1回、基本は土曜日営業している豚まん店「豚まん王子」のツイートからだ。

豚まん王子の店主は、在日コリアン差別煽動へのカウンターにも参加していて、現場で何度か、顔を合わせたことがある。

 

この豚まんが「うまい」というのが、カウンターの人たちのあいだで評判で、ツイッターでもちょくちょく話題になっている。おれも以前、カウンターへの慰労として差し入れされた豚まん王子の豚まんの、冷えたのを食べたことがあり、それが冷えていたにもかかわらず、実にうまかった。

「ぜひ今度は、蒸したての温かいのを食べてみたい」と思っていたので、これはちょうどいい機会。

さらにコリアタウンで、韓国の食べものを食べながらビールを飲めば、くつろいだ一日が過ごせることになるのは、まちがいがないわけである。

 

ところがコリアタウンまつりに行くにあたり、一つ、大きな問題があった。

「朝、早く起きられるか」ということだ。

 

おれはいつも、一日のはじめにまずブログを更新する。ブログ更新が終わるのは、12時を目標としてはいるものの、実際には1時ごろ。これが前日に飲み過ぎて二日酔いだったりすると、3時とか4時になってしまうこともある。

コリアタウンまつりは、10時30分~16時まで。これを満喫するには、遅くても12時ごろには、到着する必要がある。

そうなると、家を10時には出ないといけない。

いつもの生活を、3時間も、前倒しにしないといけないわけだ。これは「とうてい不可能だ」と思われた。

 

前日のおとといは、いつものごとく、飲み過ぎた。それで早寝はできず、いつもの時間に寝たのだが、、

 

なんと朝早く、パッチリと目が覚めたのだ。

しかも朝早く目が覚めたときには、いつもならグズグズと二度寝するのに、きのうはシャッキリ起きて、仕度ができた。

 

これはやはり、明らかに、そのあと遊びの予定が入っていたからだろう。人間、遊びの予定があると、ここまで変われるものかと、我ながらおどろいた。

 

仕度をしたら、サクサクとブログを更新。

そして予定通りの午前10時に、めでたく家を出ることができた。

 

鶴橋の駅を降り、10分くらい歩くと、コリアタウンの入り口が見えてくる。

コリアタウンまつり

この門は、おまつりのために設けられた、中に空気が入ったビニール製のもので、いつもはここにはないようだ。

 

やがて、いつも設置されている門が見えてくる。

コリアタウンまつり

 

韓国食材やら、韓国の屋台料理やらを出す店が立ちならび、街並みは、まさに韓国。

コリアタウンまつり

 

やがて歩いて行くと、豚まん王子の屋台が見つかった。

豚まん王子

コリアタウンのど真ん中、東西に走る御幸森商店街と、南北に走る一条通の角、3ヶ所にある門のうち、真ん中の門の下にある。

 

豚まんが、蒸し器で蒸されている。

豚まん王子

さっそく2つ購入し、向かいにある「HIRO'S GUEST HOUSE」で食べることにする。

 

HIRO'S GUEST HOUSEは、1階がオープンのカフェ・バーになっている。

HIRO'S GUEST HOUSE

飲み物さえ注文すれば、食べ物の持込みは、何でもOK。

 

もちろんビール。

HIRO'S GUEST HOUSE

昼から飲むビールがうまいのは、言うまでもない話。

 

ホカホカの、豚まん。

豚まん王子

これは、ウマイ。

 

まず皮が、やや硬めの仕様で、適度な食べ応えがあっていいのである。

そして餡は、もちろんジューシー。

しかもただジューシーなだけでなく、濃厚なコクがある。これは豚まん王子の、ていねいにスープを取ったり、香味油を作ったりなどの、創意工夫の成果だそうだ。

価格は、1個200円。

この豚まんは、おれがこれまで食べた豚まんの中で、まちがいなく一番うまい。

 

豚まんを食べ終わったら、コリアタウンの探索へ。

もちろん、買い食い。

コリアタウンまつり

ヤンニョム・チキン。

コチュジャンの甘辛いタレにひたした鶏肉を焼いたもの。実にウマイ。

 

それから、トッポッキ。

コリアタウンまつり

韓国の餅であるトッポッキと、さらに「おでん」と呼ばれる、じゃこ天のような魚のすり身が、甘辛いタレで煮られている。

まさにこれは、韓国風のおでんだろう。

かなり強い甘みがあり、ちょうど名古屋の味噌おでんと、辛みを除けばおなじような味だと思った。

 

さらに、イカのチヂミ。

コリアタウンまつり

 

店頭で売っているのを買うと、店の中で食べられるようになっている。

コリアタウンまつり

 

チヂミは、皿いっぱいのが300円。さらにキムチが、たっぷり盛られて200円。この激安価格は、きのうに限ったものではなく、いつもだそうだ。

道行く人を眺めながらビールを飲むのは、あまりにも気分がよく、結局ビールは3杯飲んだ。

 

コリアタウン内にある公園では、イベントも催されている。

コリアタウンまつり

「大池中学校PTAおやじバンド」が演奏していたのは、「イムジン河」。

 

やはりコリアタウン内にある「御幸森天神宮」には、ハングルで書かれた石碑があった。

御幸森天神宮

「難波津に咲くやこの花冬籠り 今は春べと咲くやこの花」という、1600年前の歌だとか。

 

生野はもともと「猪飼野」とよばれ、古来から、朝鮮半島からの渡来人が多く住む場所だったようだ。この歌も、百済からの渡来人「王仁(わに)博士」が、この御幸森天神宮の祭神・仁徳天皇について歌ったものなのだそうだ。

時代は下って江戸時代、朝鮮通信使が日本に来た折、日本の通訳がこの歌をハングルに表記して、通信使に送ったのだとのこと。

この石碑は2009年に、日本と朝鮮・韓国の友好をねがい、歌の日本表記・ハングル表記を刻み、建てられたものだという。

 

日本と朝鮮半島は、この例からもわかる通り、古来から長い期間、密な行き来をしていたのだ。古来から来ていた渡来人は、戸籍もなかった時代だから、今はふつうに「日本人」になっていることだろう。

 

今、激しい在日コリアン差別の嵐が吹き荒れている。

しかし日本も、きちんと詫びるべきことは詫び、取るべき責任は取った上で、在日コリアンと共存・共栄できる道を、模索しないといけないはずだ。

 

HIRO'S GUEST HOUSEに戻ると、カウンターの知り合いが何人かいた。

コリアタウンまつり

そこで、さらに腰を落ち着ける。

 

居合わせた、60代くらいの在日の男性と、少し話した。

やはり思っていた通り、「在日と、韓国に住む韓国人では、料理の味つけがちがう」そうだ。

 

在日は、日本に住み、日本の料理をふつうに食べる。そのうまさも知っている。

日本の料理は、味つけの基本は、「砂糖と醤油」。この砂糖と醤油に、在日がニンニクを入れるようになったものが、いわゆる「焼肉のタレ」の起源だそうだ。

韓国でも、砂糖は使う。でも在日の料理のほうが、より甘みが強いとのことだった。

 

おれは非常に、「なるほど」と思った。

日本の料理と韓国の料理の境界で、それらが融合しながら、新しい料理が生まれているのが、「在日の料理」なのかもしれない。

 

話に夢中になっているうちに、あっという間に夜になり、場はお開きとなった。まだ7時だったから、もうかなり飲みつづけているとはいえ、時間的には中途半端だ。

 

そこで、もう一軒、顔を出していくことにした。

えいちゃん

向かった先は、西成あいりん地区にある、中国人居酒屋「えいちゃん」。

 

何しろここは、ママをはじめとしたお姉ちゃんたちが皆カワイイ。

えいちゃん

えいちゃん

その上、客にきちんと楽しんでもらおうと、下世話なエロ話をしてみたり、カラオケのデュエットをしてみたりと、並々ならぬ努力をする。

しかも価格は、飲み物400円程度、食べ物300円~600円の、居酒屋価格。

これはどう考えても、通ってしまうのは仕方がない。

 

料理も、ウマイ。

えいちゃん

えいちゃん

えいちゃん

どれもシンプルな塩コショウ味で、「中国人が家庭で食べる味そのまま」という趣きが、またいいのである。

 

えいちゃんに10時までいて、あとはシメのラーメン。

ラーメン

すっかり酔っ払い、電車に揺られて家に帰った。

 

けっきょく、都合10時間ほど、飲み続けていたことになる。

でもたまに遊ぶのなら、最低そのくらいのことはしないと、遊んだうちには入らないのだ。

 

「遊んだら仕事もね。」

チェブ夫

そうだよな。










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