バーベキューで居場所がなくなってしまったのである。

2013/11/06

昨日はスピナーズの常連さんと、京都の山奥へバーベキューに行った。

スピナーズ BBQ

インドア派のぼくは、今まであまりバーベキューの経験がなかったので、勝手がわからず、つい居場所をなくしてしまったのである。


 
駅前の繁盛店などは別として、常連さんが中心の飲み屋は、たぶん多くの店が、常連さんどうしの親睦を深める催しを企画しているのではないかとおもう。

大宮界隈の飲み屋でも、忘年会や新年会、周年の会、あとは浴衣の会やらハロウィンやらさまざまな催しを、お店の営業時間とは別に企画している。

ぼくはちょくちょく行っている四条大宮のバー「スピナーズ」では、毎年忘年会が計画されているのだが、バーベキューは初めての企画だった。

お店にとっても、このような催しは、お客さんどうしが仲良くなり、お店にくる回数が増えると期待できるのだろうし、お客さんにとっても、ふだんは時間がずれたりして、なかなか会えない常連さんと一同に介せるのは楽しいことだ。

 

バーベキューをする場所は、京都北部の山奥にあるキャンプ場で、そこから四条大宮まで、送迎バスが出されている。

送迎バスでビール

言うまでもなく、ビールを持ち込み、まずは一杯なのである。

 

20~30分も走るとすぐに、バスは鬱蒼とした山の中に入っていく。

大森キャンプ場

小一時間で、キャンプ場に到着した。

かなりの山奥なのだけれど、まだ「京都市内」なのだそうだ。

京都市は、奥が深いのである。

 

山ではすでに、もみじがきれいに色づいていた。

紅葉

 

キャンプ場には釣り堀や広場もあり、あれこれ遊べるようにもなっている。

キャンプ場

 

総勢20名ほどだったから、バーベキューの焼き場は3ヶ所が用意されていた。

BBQ 焼き場

 

このキャンプ場は、材料をすべて提供してくれるようになっていて、手ぶらで行っても、バーベキューができるのである。

BBQ 材料

 
 

さてバーベキューを始めるにあたっては、3ヶ所の焼き場のどこに座るかが問題となる。

好きな場所を選ぶのだが、ぼくは小さいころから、楽しく話す輪のなかにいるのが、今一つ得意でないのだ。

雑談がどうもうまくできないからで、輪から少し離れたところにいて、人が楽しそうにするのを見るのが一番心地よいのである。

昔から通知表に、「協調性がないと」書かれ続けてきたのだが、これはぼくの性格だから、仕方がないのだ。

 

それで座る場所を選びあぐねてモタモタとしていたら、焼き場が3ヶ所ではちょっと足りなかったようで、やはり何人か、あぶれた人が出た。

BBQ 焼き場

そこで焼き場をもう一つ追加して、火だけおこして、焼き物はほかの焼き場からもらうという場所ができ、ぼくはそこにうまく収まり、居心地のよい場所が確保できたわけである。

 

お腹がひと通りふくれると、半分くらいの人たちは、釣りだのキャッチボールだの、ドッチボールだのに出かけていく。

BBQ

しかしぼくは、スポーツは、見るのもするのも全く興味がないのである。

焼き場に一人、取り残されてしまったが、幸い火は暖かく燃えている。

そこで椅子をならべて横になり、昼寝と決め込むことにした。

 

自然のなか、楽しそうな人たちに囲まれて、昼寝をするのは気持ちがいい。

しばらくは、至福のうたた寝をしていたのである。

 

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しかしそのうち、困ったことになってきた。

ぼくが一人で寝ていた焼き場の火が弱くなり、11月の山中だから、寒くなってきたのである。

ぼくがいた焼き場の炭は、他の肉やら野菜やらを本当に焼いている焼き場のための、補充用も兼ねていた。

みんなに持っていかれることになるから、他より早く、火が弱まってしまったのだ。

 

輪から離れて一人でいる際、大切なのは、「孤立しない」ことである。

孤立すると、それはそれで、居場所がなくなることになる。

カラオケなら、そこは全く問題ない。

話から外れて一人でいても、合いの手をいれたり、たまに歌ったりしていれば、存在をアピールできるのだ。

 

しかしバーベキューの場合には、存在をアピールするには、焼くことを積極的に担当するか、スポーツするしかないことを、今までバーベキューにあまり行ったことがなかったぼくは、昨日はじめて知ったのだ。

おまけに火が弱まり、寒くなった焼き場には、誰も寄ってこようとしない。

「ま、まずい・・・」

一人ぼっちになってしまったぼくは、見たくもない外の景色を眺めているしかすることがない。

スピナーズのマスターキム君にも、
「高野さん、なんか、たそがれさせちゃってスミマセン」
と言われる始末。

 

そのうち焼き場にいた一人が、ぼくを見かね、そちらへ来るよう呼んでくれた。

それで焼き場の輪にはいり、ぼくは何とか、事なきを得たのである。

 

しかしこれで、バーベキューについてはよくわかった。

次回には、「スポーツする」という選択肢はないから、積極的に焼くことにしようと決めた。

 

バーベキューは5時過ぎに終わり、それから四条大宮へ流れてカラオケへ行った。

スピナーズ カラオケ

スピナーズの催しでのカラオケは、いつもステージがあるカラオケスナックで行われる。

 

カラオケは、ぼくはわりあい得意である。

カラオケ

矢沢、チャゲアス、ミスチルを熱唱し、そこそこ存在をアピールできた。

 

カラオケのあとは、お腹が減っていたから餃子の王将。

餃子の王将 酢豚

酢豚は504円で、これはほんとに安くてうまい。

 

ただ不思議なのだが、王将は、餃子や一品はうまいのに、麺類はそうでもないのだ。

餃子の王将 みそラーメン

しかしその中でも、みそラーメンはわりとうまい。

 

昨日は昼から飲みはじめ、延々12時間飲みつづけていた。

仲間と心置きない時間をすごす、こういう休日はいいものである。

 

「もっと積極的に人と話すようにしないとダメだよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうなんだよな、わかってはいるんだけどな。

 

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◎関連リンク

スピナーズ

京都 大森リゾートキャンプ場
 

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ちょっと飲もうと思ったら、結局朝まで飲んでしまったのである。

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新しい土地になじむには、その土地を好きになることに尽きるのである。

お金は好きな人に使えば生きるのである。

-07 外飲み