参加者8200人。7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

7/19戦争法案反対・大阪デモ

きのう7月19日、SEALDs KANSAIとSADL主催の戦争法案反対デモに参加した。総勢8200人という、関西では前代未聞の人が集まり、「安倍は辞めろ」と声を上げながら大阪・御堂筋を練り歩いた。

 

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おれはつい1年前までは、「デモなどやっても無駄だ」と思っていた。政治は結局、選挙で決まるのであって、デモなどをしても単に負け犬の遠吠えに過ぎないと思っていたのだ。

よしんば東京なら、首相官邸や国会もあり、デモの声を直接政権に届けることもできようが、それがない京都や大阪でデモをやっても、デモの声は虚しく消えていくばかり、全く意味がないとも思っていた。

しかし友人の誘いでデモに参加するようになり、それが考え違いであることが、だんだんと分かってきたのだ。

 

デモは、確実に「世論」を変えるのだ。

まずデモは、沿道にいる人に考えるきっかけを与えることになる。「戦争法案反対」と声を上げる人を見て、それまで戦争法案について考えたことがなかった人でも、「自分は賛成なのか、反対なのか」を考えることだろう。

それからある人数が集まれば、デモはマスコミに報道されることになる。するとさらに多くの人に、考えるきっかけを与えるわけだ。

 

とくに6月に、学生団体「SEALDs」が渋谷で、京都で、そして国会前でデモをしてからの変化は劇的。内閣支持率は急降下して支持と不支持が逆転し、「危険水域」といわれる30%を割り込もうかという勢いだ。

6月から7月にかけて各地で行われた学生を中心としたデモが影響を与えたことは明らかで、デモの効果がこれほど鮮やかに現れたのは、たぶん60年代の安保闘争以来だろう。

 

民主主義では、国会での政党議席数は、もちろん最後は選挙で決まる。しかしそれには、国民が互いに情報を交換し、活発に議論を交わすことが前提とされている。

そのために憲法で、言論の自由が保証され、デモや集会の自由が保証されているのである。

デモこそは、民主主義の「基盤」ともいえるものなのだ。

 

それが分かってから、おれも「これぞ」と思うデモには参加するようにしている。

デモにも色んな種類があり、旧来通りの組織動員によって人が集まるものも多い。組織動員を否定するわけでは決してないのだが、組織のデモには独特の「内輪」な感じがあり、おれのようなノンポリ時代が長かった人間にとっては肌に合わないところがある。

それでもっぱら参加するのは、最近の新しい形のデモだ。

 

組織動員は全くされず、参加者はツイッターやフェイスブックを見て集まる。昔ながらの左翼にありがちな、薄汚いところは全くなく、もちろんヘルメットや組織名を書いたノボリも皆無。

皆小ざっぱりとしたオシャレな格好をし、主張を書いたプラカードを手にして集まる。サウンドカーに先導され、アップテンポのラップに合わせて、主張をストレートに叫ぶ。

これは4年前の原発事故以降、ノンポリの人が多く加わってくる中で、運動の先人たちが、「一般の人にアピールできる運動の形」を考えに考え抜いてきた中で生まれてきた形のようだ。

現在のSEALDsを初めとした学生デモも、その延長上にある。

 

きのう大阪で行われたSEALDs KANSAIとSADL主催の戦争法案反対デモも、そのような新しい形のデモだった。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

早くからアナウンスされていて、おれも「絶対に参加しよう」と決めていたのだ。

 

集合場所の、大阪・本町近くの「うつぼ公園」に、時間にちょっと遅れて到着すると、すでにもの凄い数の人がいた。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

6月に2500人が集まった京都のデモの時より、はるかに多い。

 

隊列は、先頭がSADLで、年齢の高い人はこちらに入る。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

 

そしてその後を、SEALDs KANSAIが続くことになっていて、学生など若い人はこちらである。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

 

時間となり、まずSADLが出発する。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

 

それからだいぶ時間が経って、今度はSEALDs KANSAIが出発。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

 

民主党・辻元清美議員も駆けつけ、一人ひとりと握手を交わす。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

この隊列が公園から出るだけで、何と30分の時間がかかった。

 

隊列は、SADL、SEALDs KANSAIそれぞれのサウンドカーに先導される。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

それぞれラップの音楽に合わせ、

「戦争法案、絶対反対!」
「集団的自衛権はいらない!」
「安倍は、辞めろ!」
「憲法守らぬ首相はいらない!」

と、アップテンポのコールをする。

 

おれも、トラメガを持参した。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

日頃の腹立たしい思いを大声で口にすると、スッキリする。

 

通り過ぎるのに1時間がかかるデモ隊は、壮観だ。

 

道行く人の反応も、とても良い。

7・19 SEALDs KANSAI戦争法案反対・大阪デモ

「反対」を主張するわりにはとても楽し気なデモだから、若い人などその場で音楽に合わせて踊り出したり、飛び入りしてきたりする人も多かった。

 

参加人数は、最終的に8200人だったとか。

これは京都の2500人より多いのはもちろん、SEALDsが渋谷でやった時の6000人より多い。関西では、前代未聞の人数だそうだ。

 

きのうは実は、ちょっとした妨害が入った。

日頃ヘイトスピーチを垂れ流すレイシスト(差別主義者)共で、レイシストは安倍政権にシンパだから、戦争法案反対デモに妨害に来るのである。

しかしこちらも事前に情報を入手して、警戒していた。そのため同行する弁護士や警官の手も借りて、レイシスト共は速攻で排除されるわけである。

 

というわけで、きのうのデモは成功裏に終了した。報道もされたようだし、安倍政権に打撃を与える一助になったはずである。

 

おれはデモが終わると、コンビニでビールを買った。居合わせたデモの参加者と少し話し、飲み終わるとそのまま電車で家に帰った。

 

しかし戦いは、これからが本番だろう。

安倍を首相の座から引きずり下ろし、戦争法案を廃案にすべく、できる限りの手を尽くしていかなければならないと思う。

 

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