ニギスのムニエル和風トマトソース/食事はしゃべりながら食べると味わえないのだ

2015/09/26

きのうは、ニギスのムニエル・和風トマトソースがけ。

ニギスのムニエル和風トマトソース

食事は、しゃべりながら食べると味わえないのだ。

 

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新聞や雑誌、マンガなどを読みながら食事をしている光景を、めし屋などでよく見かける。これは一応、「お行儀が悪い」ということにはなっている。

しかし家では、一人ならテレビやパソコン、スマホなどを見ながら食べることに問題を感じる人は少ないだろう。

また家族なら、楽しく会話しながら食べるのを理想としている人も多いはずだ。

 

実はこれらは全て、「食事を味わう」ことにたいしてマイナスになる。

言語を操りながらでは、人間はきちんと味わうことができないのだ。

 

以前、毎週のように通っていたラーメン屋があった。その店で出されるラーメンは、ニンニクも化学調味料も使われているのは少量で、強めのしょうゆ味の背後に奥深い世界が広がる、実にうまいラーメンだった。

ところがある時彼女ができて、そこへ二人で行ったのである。二人で食べたラーメンは、ただ「しょうゆ臭い」としか感じられず、それからしばらく、そこへは行かなくなってしまった。

 

そのうちに彼女と別れ、そのラーメン屋へ一人でまた行くようになった。すると味は、以前の味わい深いものに戻っていた。

その時、はっきりと悟ったのである。

食事の味は、黙って食べるのとしゃべりながらとで、違うのだ。

 

それはおそらく、食事をきちんと味わうためには、言語中枢を使わなくてはいけないからだろうと思っている。様々な感覚は、脳の言語中枢で処理されることによって初めて、分析的に理解できるものになる。

この言語中枢、誰かと話をすれば、他の人の言葉が聞こえなくなることから分かる通り、一系統の処理しかできない。

だから新聞・雑誌・テレビを見たり、誰かと話してしまったら、言語中枢はそちらに使われ、食事を味わうことに使えなくなるのだろう。

 

特に日本の料理は、外国の料理とちがい、ニンニクや脂など感覚に直接訴えかけてくるものが少ないから、きちんと味わって食べないと、ただしょうゆ臭く感じられてしまうように思う。戦前の日本では、「食事は黙って食べるもの」だっただろう。

それが戦後になり、おそらくはアメリカの影響で、食卓では気の利いた会話をするのがマナーになった。戦争を体験した人たちにとって、それは軍国主義の日本とくらべ、キラキラとまぶしく映ったにちがいない。

 

しかし、今さらアメリカでもないのである。

これからは、日本の食事はテレビもつけず、家族とも話をせず、黙って食べるのがおすすめだ。

 

 

さてきのうは、魚屋でニギスを買った。

ニギスのムニエル和風トマトソース

おばちゃんにどうやって食べたらいいかを聞いてみると、
「淡白な魚だから、フライやムニエルなど、油を使った料理がおいしいよ」
とのことである。

 

そこでムニエルにし、トマトソースをかけることにした。

ニギスのムニエル和風トマトソース

白身魚とトマトソースは、最も相性がいいものの一つだろう。

 

ところでこのトマトソース、西洋式の作り方をした場合、ニンニクと、ローリエやタイム、オレガノなど、西洋式の香味野菜をちゃんと使わないとコクを出すのがむずかしい。でも調味料は集め出したらキリがなく、できればいつも使っているものだけで済ませたいわけである。

そこでおすすめなのは、オイスターソースと砂糖である。

これだけで、余分な調味料は一つもなくても、トマトソースにしっかりとしたコクがつく。

 

鍋に、

  • オリーブオイル 大さじ1
  • ショウガみじん切り 2センチ大
  • 玉ねぎみじん切り 中2分の1個
  • 豆板醤 小さじ1(好みで)

を入れ、弱めの中火にかける。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

2~3分炒めて水気が飛んだら、

  • カットトマト 1缶(400グラム)
  • 水 1カップ
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • オイスターソース 大さじ1
  • 塩 小さじ2分の1

を入れ、ゴロゴロの大きめに切ったジャガイモを加えて弱火で30分くらい煮る。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

煮込んでいる間に、ニギスを腹開きにする。

包丁は、簡易研ぎ器できちんと研げば、家庭用のやつで問題ない。

 

まず頭を落として、腹に肛門まで包丁を入れ、わたをかき出して水で洗う。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

背骨の両側に、下まで断ち切ってしまわないように気を付けながら、慎重に包丁を入れて身を開く。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

背骨の下に包丁を入れ、背骨を身から外して、尾びれのところで切り落とす。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

最後に左右の腹骨を、包丁で削ぎ落とす。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

水で洗って水気をふき取り、薄めの塩、コショウと片栗粉それぞれ少々を表と裏にふる。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

フライパンにオリーブオイル大さじ1を引いて中火にかけ、ニギスのまずは皮から、その後ひっくり返して両面を、2~3分ずつ焼く。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

 

レタスを敷いた皿に焼けたニギスを並べ、トマトソースをかけて青ねぎをふる

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

黄金の味である。

ニギスのムニエル和風トマトソース

 

 

あとは、とろろ昆布の吸物・焼麩入り。

とろろ昆布の吸物

お椀にとろろ昆布と削りぶし、水に浸してよく絞った焼麩、青ねぎを入れてお湯を注ぎ、淡口醤油で味付する。

 

塩もみ大根の梅酢和え。

塩もみ大根の梅酢和え

3ミリ幅くらいに切った大根を一つまみの塩で揉み、20~30分おいてから5分くらい水にさらしてよく絞り、梅酢で和える。

 

それに、厚揚げの焼いたの・ショウガぽん酢

厚揚げの焼いたの

 

酒は、冷や酒。

冷や酒

 

 

きのうもあまりにウマくて、幸せな気持ちが湧き上がってくる。

でもこの幸せは、テレビやパソコンを見ながらだと、感じにくくなるのである。

 

「早く話し相手ができるといいね。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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