京都駅前にうまい味噌煮込み料理の店があるけれど紹介できないのが残念だ

2015/06/18

きのうは京都駅前をちょっと回った。

京都駅前

京都駅前にうまい味噌煮込み料理の店があるのだけれど、紹介できないのが残念だ。

 

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京都は食べ物にかんして、「さすが」と思うことが多い。

京都の料理といえば、もちろんまずは、料亭や割烹などの「京料理」が思い浮かぶ人が多いと思う。それが大したものであるのは、もちろん今さら、ここで言うまでもないことだ。

でもそれ以外にも京都には、府外の人にはあまり知られていない、いわゆる「B級」的な料理の中に、スゴイものが色々ある。京都へ来たら、そういうB級料理をあれこれ食べ歩いてみることも、目先が変わり、また楽しい経験になるはずだ。

 

代表なのが、ラーメンだ。京都のラーメンというと、うす味の、和風だしを加えた「京風ラーメン」を思い浮かべる人が多いと思う。

しかしあれは、府外の人が京都を勝手にイメージして作ったもので、京都にはそのようなラーメンは、観光客向けを除いてほとんどない。

 

京都はじつは「ラーメン王国」といえるくらい、色々な種類のラーメンがある。50年以上の歴史をもつ伝統的なラーメンだけで、はっきりと4つの系統があり、そこからの派生を考えればどれだけの数になるか分からない程なわけで、これだけ豊富な種類のラーメンがある地域は、全国広しといえども、他にはないのではないだろうか。

 

全国でいちばん有名なのは、「天下一品」。

天下一品

天下一品が京都のラーメンだと言うと、驚く人もいるのではないだろうか。

およそ京都のイメージとはかけ離れた、コッテリとした味なのだが、京都のラーメンは、どれも味が濃いのが特徴だ。

 

天下一品につづいて全国で知られていると思われるのは、「背脂醤油系」ラーメン。豚骨醤油のスープに豚の背脂がかけられているもので、西日本を中心に展開しているラーメンチェーン店「來來亭」は、この系統だ。

この味の元祖は、戦後すぐに創業した、白川にある「ますたに」。

ますたに

名人級とも思える、スゴみのある味である。

 

京都ラーメンの「標準」と言えるのではないかと思えるのは、京都駅からほど近いところにある「第一旭」。

第一旭

澄んだスープが特徴で、本家の味は、京都駅近くにある本店でないと食べられないが、多くの派生店を生んでいる。

 

それから京都でいちばん古いラーメンは、戦前に創業された「新福菜館」。

新福菜館

まっ黒な、やや甘みのあるスープが特徴で、これもやはり、京都駅近くに本店がある。

 

それから京都にある、知る人ぞ知る独自料理が、「味噌煮込み」なのだ。

味噌煮込み

前置きが長くなりすぎ、ようやく本題にたどり着いたわけなのだが、もうすでに疲れて、息切れしているのである。

 

赤味噌でコッテリと煮込んだ味噌煮込み、名古屋が有名なのは言うもないことだ。発祥も、もちろん名古屋(愛知)なのだろう。

でも京都にも、名古屋とはまたすこし違う味噌煮込みの店がある。京都でも、赤味噌が使われることは多いようで、赤味噌は、実際に京都で製造されてもいる。

 

この京風・味噌煮込みの店が、京都駅からすぐ近いところにある。

味噌煮込み

特徴は、まず牛テールや牛すじなど、牛肉が使われること。

牛肉の甘いだしが出て、「濃厚」と言うしかない味になる。

 

それから、名古屋の味噌煮込みとの大きな違いは、甘みが控えられていること。

名古屋の味噌煮込みは、県外の人は「甘すぎる」と感じることが多いのではないだろうか。でも京都の味噌煮込みには、砂糖はほとんど使われていないようで、肉と野菜の自然な、やさしい甘みとなっている。

 

京都へ来たら、これはぜひ食べたらいいと思うのだが、京都駅近くにある戦後すぐの創業の、おそらく元祖となった店は、残念ながらここでは紹介できないのだ。あまり広くもない店が、いつも常連さんで賑わっているために、一見のお客さんに押しかけられても困るようだ。

 

ここからの派生店と思われる店が、京都市内に他にもある。

へそまがり

京都・大宮の寛遊園内にも「へそまがり」という店があるから、食べたい場合はそちらへ行ってみるのがいいと思う。

 

きのうは京都駅前で、この味噌煮込みを食べ、それからラーメンを食べることにした。

もちろんのこと、京都駅の近くでラーメンを食べようと思ったら、まちがいなく「第一旭」が一番よく、次に「新福菜館」となるのだが、行ってみると、第一旭はズラリの行列。新福菜館は、もう終わっていた。

 

仕方なく、あたりをぶらぶら歩いていると、一軒のラーメン屋に目が止まった。

恵比朱

京都駅北口、烏丸通より一本東の路地から、ちょっと東へ入ったあたりにある「恵比朱」。

 

店構えが、新しい店のわりにはそれほどオシャレではないところが、まず好感が持てた。

それから、店内は満員で、さらに待っている人もいる。ラーメン店のお客の入りは、味のバロメータといえる。

 

まずギョウザ・300円。それからビール。

恵比朱

ギョウザはわりとアッサリしていて、これはこれで、なかなかいい。

 

それから、ラーメン・650円。

恵比朱

これが、けっこうウマかった。

 

一口スープをすすった時、「前に似た味のラーメンを食べたことがある」と思った。食べるうち、それが「天下一品」だと思い出した。

ニンニクが強めに利いた、コッテリとした鶏がらだし。

ただしこちらは、天下一品ほどコッテリさせず、ややアッサリめになっている。その分、さらに豚骨ダシを使い、奥行きのある味にしているようだ。

 

天下一品が好きな人が多い京都の人を考えれば、狙いは悪くないだろう。

実際、飲んだあとのシメにするには、このくらいのアッサリめの方が合うと思う。

 

大宮へもどり、「スピナーズ」でさらに一杯。

スピナーズ

のつもりが、やはりけっきょく2杯飲んだ。

 

京都で暮らして6年め。居心地は、とてもいい。

 

「住めば都」というけれど、京都はまさに、都である。

居心地がよくないわけが、ないだろう。

 

「親切にしてもらっているしね。」

チェブ夫

ほんとにな。

 

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