イカと春キャベツの梅炒め/クソは自分がクソなことが分からないのだ

2015/09/26

きのうは、スルメイカと春キャベツの梅炒め。

イカと春キャベツの梅炒め

クソは、自分がクソなことが分からないのだ。

 

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2年ほど前に話題になった、伊藤忠商事社長のクソ発言がある。『プレジデント』に掲載されたもので、いまはプレジデント・オンラインのリンクはすでに切れているが、全文がこちらで見れる。

http://togetter.com/li/426738

プレジデントでの記事タイトルは、
「『イクメン、弁当男子』は、なぜ出世できないか」
というもので、ちょっと煽ってあるのだが、社長自身のつけたタイトルは、
「『より良く働く』ための全課題」
という、もうちょっと大人しいものであったらしい。

 

冒頭、

最近は、元気のない若者男子の代名詞として「草食系」と言われるようだが、団塊世代の私からすると、彼らはハングリー精神のない「温室育ち」に見える。なにしろ私たちの世代は、小さい頃から進学、就職などあらゆることで競争社会だった。

というところから、この文は始まる。
「社会が豊かになるにつれてハングリー精神が奪われていき、いい意味での上昇志向も低下してきた」
ことにより、
「受験熱の高い韓国や教育に熱心な中国に後れをとる結果にもなってしまった」
というのが、この社長の現状認識だ。

 

そして、育児のために育児休暇をとる男性社員「イクメン」を批判する。

「仕事も育児も大変な労力が必要で、役割分担としてどちらかが主に家庭を守るのは仕方がない」
から、それが男性であっても女性であってもかまわないけれど、会社に勤める以上、育児休暇などとらず、仕事一本に打ち込めというわけだ。

ここで
「男女の立場が逆になってもかまわないと思う」
と、一応は言うのだが、
「女性と男性という性差による役割、つまりそれぞれの適応性はあるはず」
と、にごした言い方ではありながら、言外に「家庭を守るのは女性であった方がいい」と言っているように聞こえる。

 

次に批判されるのが、「お弁当男子」だ。

「弁当男子」なる言葉も生まれているようだが、私から見れば男性が弁当を自分で作って持ってくるというのは、ちょっと変わった趣味の1つという感じがする。奥さんが弁当を作ってくれるというのは羨ましいという思いもあるが、私は弁当を持っていくよりも先輩や後輩たちと一緒に昼食を食べるのが好きだった。当時の大阪本社の社員食堂は美味しくなかったこともあるが、会社では食べずに外の食堂へみんなと出かけ、その後で喫茶店へ行ったりした。そこで、会社ではできない話をし、情報交換をしたりして親睦を深めた。これはお客さんとも同じで、共に飲み食いすることでものすごく親近感が増し、いずれ仕事にもつながっていくのではないか。

とのことである。

 

しかし日本が韓国や中国に後れをとったのは、何もハングリー精神がなくなったからではないだろう。日本が戦後歩んできた高度経済成長へ向かうためのやり方が、時代に合わなくなたため、バブルが崩壊したのである。

にも関わらず、それを主導してきた経産省・銀行・企業経営者らは、それに向きあおうとせず、誰一人として責任をとらず反省せず、百年一日のごとく、高度経済成長時代とまったく同じやり方をしている。

時代に合わなくなったことを続ければ、世界に後れをとるのは当たり前の話だろう。

 

いまの若い世代のなかには、「前の世代の過ちをくり返さないようにしよう」と思う、一群の人たちがいると思う。その人たちは、会社にすべての時間を奪われていた以前の時代を反省し、もっと「生活」に目を向けようとしているだろう。

それが「イクメン」や「お弁当男子」という形として表れているのではないか。

生活を仕事と両立させることなど、世界では当たり前のことである。

 

しかし企業経営者たちは相も変わらず、昔のやり方に固執しているようにも見える。上の伊藤忠商事はもちろんそうだし、ワタミやすき家など、社員に不当な長時間労働を強いるブラック企業も、次々明らかになっている。

社員が会社にすべての時間を捧げてくれれば、それは経営者としてはラクなのだ。

でもそれは、社員の生活を破壊することを見て見ぬふりをする、経営者の傲慢と責任逃れであるに過ぎない。

 

そういうクソな経営者たちには、「お前はクソだ」とハッキリ言ってやらないといけない。また、その経営者に諾々としたがい、時間のすべてを会社に捧げる男もクソだ。

言わないと、クソは「自分がクソだ」と気付かない。

言ってもなかなか気付かないとは思うけれど、言わないよりはマシである。

 

 

さてきのうは、春キャベツがあったから、スルメイカと炒めることにした。

イカと春キャベツの梅炒め

イカはキャベツととてもよく合うのである。

 

味付は、初めはショウガ醤油にしようと思った。これが手軽でウマイのはまちがいなく、分量は、イカ1杯と春キャベツ4分の1に対して、

  • おろしショウガ 2~3センチ大分
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • オイスターソース 小さじ1
  • 塩 少々

くらいになると思う。

 

しかし、作り始める直前になり、気が変わったのだ。

キャベツには、オリーブオイルとニンニクが合う。ただしニンニクは使わないことにしているから、これを梅干しでおき換えることにした。

オリーブオイルと梅干しも、オリーブと梅が似ていることから分かる通り、相性は抜群だ。

 

入れる具材は、

  • スルメイカ 1パイ
  • ざく切りの春キャベツ 4分の1個
  • 細切りの玉ねぎ 2分の1個
  • バラしたシメジ 2分の1束

 

オリーブオイル・大さじ3と、みじん切りのショウガ・1センチ大分で炒め、調味料は、

  • 包丁でよくたたきペースト状にした梅肉 大2個分
  • 酒 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • オイスターソース 小さじ1
  • 塩 小さじ2分の1

 

 

スルメイカは、中身を引きぬき、目から上を切り落として捨て、足はぶつ切り。

イカと春キャベツの梅炒め

胴は、内側にタテに入っている軟骨を、折らないようにしながらまっすぐ引き抜き、輪切りにする。

さばいたイカは、10分くらいでもいいから、調味料で漬け込んでおく。

イカと春キャベツの梅炒め

 

 

フライパンにオリーブオイルとショウガを入れ、強火にかける。

イカと春キャベツの梅炒め

フライパンが十分温まり、煙が出てきたくらいのところで、漬け込んだイカを入れる。

 

30秒ほど炒め、イカが赤くなってきたら、野菜を全部いっぺんに入れる。

イカと春キャベツの梅炒め

春キャベツはやわらかいから、炒め過ぎないのが肝心だ。ややしんなりしてきたくらいのところで火を止める。

 

オリーブオイルのやわらかな味と、梅の酸味。

イカと春キャベツの梅炒め

 

砂糖とオイスターソースの隠し味も、なかなかよかった。

イカと春キャベツの梅炒め

 

 

あとは、キムチの冷奴。

キムチの冷奴

ねぎとゴマ油をかける。

 

それに、とろろ昆布の吸物と、

とろろ昆布の吸物

 

すぐき。

すぐき

 

酒は、冷や酒。

冷や酒

 

 

相変わらずダラダラしていて、早めの時間から飲みはじめても、寝るのは遅くなってしまう。

でもダラダラするのが幸せなのだから、仕方がないのである。

 

「仕事もちゃんとしないとね。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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