はまぐりの湯豆腐 ~はまぐりは鯛とならんで「もっともウマイ」のである

2015/01/01

きのうは、はまぐりの湯豆腐にした。

はまぐりの湯豆腐

はまぐりは、鯛とならんで、「もっともウマイ」のである。

 

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正月にむけた買い出しをしたときに、はまぐりを買ったのだ。

ぼくがよくいく魚屋では、どういうわけか、お正月と、桃の節句のときしかはまぐりを置かない。ぼくは魚は、ほとんど魚屋で買うことにしているから、自然、はまぐりもあまり食べないことになる。

しかしはまぐりは、ぼくがもっとも好きなものの一つである。

鯛とならんで、

「これほどおいしいものはない」

とすら、いえるのではあるまいか。

 

とにかく味が、「完璧」だ。ほんの少しのしょうゆをたらせば、どこも足りないところがない。

ここまで味が整っているものは、はまぐりと鯛だけだろう。

日本人は、縄文時代から、はまぐりと鯛を食べてきた。「和食」の味は、この二つをもとに、形づくられてきたのだろうと、ぼくはおもう。

 

このはまぐりが、日本ではほとんど獲れなくなっているのは、悲しいことだ。

貴重な文化が、一つ、失われようとしているのである。

 

はまぐりを食べるなら、鯛とおなじく、とにかく余計な味をいれないことが大切だ。へたな味をいれてしまうと、はまぐりの完璧な味をこわすことになる。

網で焼き、しょうゆをたらして食べるのは王道だし、あとは吸物。

鍋もよく、池波正太郎は「細く切った白菜と小鍋だてにする」と書いている。

 

湯豆腐も、もちろんいい。

はまぐりの湯豆腐

はまぐりの黄金のだしを吸わせるのに、豆腐は打ってつけの相手となる。

うす味をつけ、ほかにいれるのは三つ葉だけ。ネギなどをいれてしまうのは禁物だ。

 

はまぐりも三つ葉も、火を通しすぎるとダメになる。

なので小鍋だてにし、一回に食べる分だけ煮るようにするのがおすすめだ。

 

はまぐりは、うすい塩水に30分以上つけ、砂出しする。

はまぐりの湯豆腐

砂を吐いたら、殻の表面についたヌメリを、指でこすりながら洗いながす。

 

砂出しをしている間に、昆布だしをとる。

はまぐりの湯豆腐

4カップの水に10センチくらいの昆布をいれ、煮立てないようにしながら10分以上、昆布の風味がたってくるまでゆっくり煮出す。

できた3カップほどの昆布だしに、酒・大さじ3、淡口しょうゆ・大さじ1、味をみながら塩少々をいれ、はまぐりに多少の塩があるから、うすめに味をつけておく。

 

このあとは、テーブルに据えたコンロでやる。

はまぐりの湯豆腐

酒は、はまぐりにはいうまでもなく、熱燗。

 

小鍋にだしを張り、まず、一回に食べられる分のはまぐりと豆腐をいれる。

はまぐりの湯豆腐

弱火で、あまり煮立てないようにしながら煮、はまぐりの口がひらくのをじっくり待つ。

 

口がひらいたら、すかさずざく切りの三つ葉をいれ、一煮立ちさせたら火をおとす。

はまぐりの湯豆腐

 

そのまま食べてももちろんいいし、ゆずの皮などをちらすと、この上ない。

はまぐりの湯豆腐

味ぽん酢をチロリとかけるのも、またうまい。

 

鍋には、極上のだしが出ている。

そのまま味わうのもよし、ご飯にかけるのもよし。

 

あとは、ご飯のおかず用に、「スパムのポパイ炒め」もつくった。

スパムのポパイ炒め

フライパンにオリーブオイルを引いて中火にかけ、スパムとほうれん草をサッと炒めて塩一つまみで味をつけ、卵でとじて、コショウをふる。

 

食べるときは、パソコンもテレビも見ない。

そのほうが、はまぐりの味を、心ゆくまで味わうことができるのである。

 

「大掃除もしないとね。」

チェブ夫

そうだよな。

 

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