昼は新サイトの手入れにハマり、夜はスピナーズで遅くまで飲み、何だかよく分からずに終わった一日だったのである。

2013/10/22

新サイトにあまりに愛着が湧き、立ち上げの設定は一昨日の段階でほぼ終わっているにも関わらず、昨日は日がな一日、仕事もせずに何十ぺんもサイトを眺め、ちょこちょこと手を入れていた。

四条大宮 スピナーズ

夜は早めにスピナーズへ行って早寝して、「明日は朝からがんばろう」と思ったにも関わらず、なぜか家に帰ったら午前2時を過ぎていて、何だかよく訳が分からず一日が終わってしまったのである。


 

新しいサイトを立ち上げれば、もちろんそれなりの愛着はいつも湧くのではあるけれど、今回は特にそれが強くて、昨日は一日このサイトから離れることができなかった。

これはまずは、チェブ夫の顔を、タイトル画面に持ってきてしまったことが大きいかもしれず、愛するチェブ夫を見たいがために、サイトを開いてしまうところがあるようだ。
またこの「ossanhitorimeshi.net」は、ブログサイトの間借りではなく、「ぼくのサイト」になるわけなので、「隅から隅まで自分のものだ」という感覚も、たまらない。

この引力はかなり強くて、昨日は暇さえあればサイトを開き、しなくていいような修正をあれこれチマチマと入れていた。

 

コメントで質問を受けたから、少しだけ説明しておくと、このサイトは「エックスサーバー」という会社のレンタルサーバーを借り、「ワードプレス」というブログソフトをインストールして動かしている。
ブログのデザインは、ワードプレスに元からあるのを少し修正したもので、大して難しい話でもないから一日で出来てしまった。

まだ色々やりたいことはあるのだが、とりあえずは使えるものになったから、しばらくはこのまま更新していこうと思っている。

前のおっさんひとり飯サイトは、初めは全て、新しいサイトへ引っ越ししようと思っていたが、そうなるとあれこれとても面倒で、今はあちらはあちらでそのまま置いて、こちらにリンクを貼るようにすれば十分かなとも思っている。

 

それからサイトを移動したのを機に、コメントのあり方も、少し変えようかと思っている。

前は基本的にコメントに全て、ぼくが返事をしていたのだが、そうするとかえって、発言がしにくくなるかもしれないと、実はずっと思っていた。
ぼくが返事をしてしまえば、ぼくと二人のやり取りにどうしてもなってしまう訳だし、またぼくが返事をすることで、何か「答え」を出すことになってしまっていたかもしれないとも思う。

それよりは、コメント欄が、ぼくと、さらにぼくだけでなく、このブログを読んでいる人たちに対し、感想や意見を自由に表明することができ、さらに軽いやり取りもできるような場である方が、コメントをする人にとってものびのびとコメントできるのではないかと思い、ぼくはこれからは、基本的にお返事はしないでおこうかと思っている。

ただもちろん、「自由」といっても、ぼくが「不適切」と思ったコメントは、承認しないことにはなる。

ぼくが書いたものに対する「批判」は歓迎するけれど、ぼくを「中傷」するならば、それはよそでやってほしいし、コメントを書いた他の人に対して、「キツすぎる」と感じる発言が向けられた場合にも、そのコメントは承認されないことになると思う。

 

いずれにせよこのブログがこれから、ある有意義な「場」を生み出すものであったら嬉しいと思っているし、ぜひそうしていけるよう、工夫していきたいと思っている。

コメントの回数は、特に制限などはないから、もし言いたいことがある人は、ぜひ何度でも、発言してもらえたらと思う。

 

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昨日の夜は、少し早めの時間から、いつも行っている四条大宮のバー「スピナーズ」へ出かけた。

四条大宮 スピナーズ

酒を2杯にそら豆を食べ、サックリと帰ろうと思っていたが、そうは問屋が卸さなかった。

 

昨日はスピナーズに、このブログの読者の男性が二人来た。
ぼくが店に入ったら、魔娑斗似の30歳くらいの男性が、かわいい奥さんと一緒に来ていて、ブログを見てくれていると言う。

魔娑斗と少し話していたら、今度は「酒房京子」の女将京子さんが、サンプラザ中野くん似の40代の男性を連れてきた。
サンプラザ中野くんが酒房京子でぼくの話をするものだから、ぼくはスピナーズにいるだろうと京子さんは思ったらしい。

二人と話していたら、あっという間に1時間ほどが経ち、ぼくはお酒を2杯、飲み終わったから、予定通りこれで帰ろうと思ったら、九十九一似の男性が、ぼくに一杯奢るという。

九十九一は、「話はまだ盛り上がっているのに、ここで帰るのはもったいない」と、たぶん思ってくれたと思う。

 

ここで奢ってもらっては、ぼくはこの後止めどなくなるかもしれないと、ちょっと迷ったのだけれど、せっかくだから、奢ってもらうことにした。

四条大宮 スピナーズ 乾杯

そうしたら予想通り、止めどなくなってしまった訳である。

 

読者の二人は、それからわりあいすぐ帰り、入れ替わりにハットをかぶり、白くて長いヒゲを生やして、仙人のような身なりをした画家、小森さんが入ってきた。
一回りほど年が上の小森さんと、ぼくは以前話したことがあり、とても感銘を受けたから、昨日もぼくの隣の席にすわった小森さんと、あれこれ話しをさせてもらった。

小森さんが以前言い、ぼくが強烈な印象をうけた言葉は、

「短所を磨け」

というものだった。

短所を長所の裏面とみなし、「長所があれば、短所もある」という言い方は、わりかし普通だと思う。
でも小森さんは、長所と短所を切り分け、

「長所は誰でも同じだけれど、短所こそが、その人の特徴だ」

という言い方をした。

長所は社会に適応するために磨かれるものだから、どんなものでも、大体は誰でもが知っている範囲におさまる。
ところが短所は、社会的には不利な側面なのだから、社会で育てられることがない。
だから逆に、短所こそが、「誰も見たことがないもの」を生み出す可能性を持つのであり、それを磨くことが、芸術家にとっては必要なのだと・・・。

 

昨日も小森さんと、その話をさせてもらった。
ぼくは芸術家ではないけれど、これから自分が、社会でやっていく上で、「誰にもない自分だけの特徴」を持つ必要がある。

特徴は、社会のニッチを探し、そこに適応できる能力を身につける方法もあり、ぼくはライターの仕事では、わりと器用に、それをこなしているところもある。

でももう一方で、ぼくは「自分が感じること」を形にすることで、生活していきたいとも思っている。

小森さんの話を聞いて、もしぼくが、人が見たことがないものを作れるとしたら、ぼくの短所である「アク」を磨くことではないのだろうか・・・。

 

「でも誰も見たことがないものが認められるには、時間がかかるんですよ・・・」

小森さんは言う。
芸術家は200年経って認められることもある。

「だけど自分が生きていくうちに、仮に認められなくても、何とか食べていくくらいのことは出来るものなんですよ・・・」

そう言って、小森さんはニヤリと笑った。

 

それから小森さんは、やおらそこにあったティッシュを手にし、何やら形を作り始めた。

小森文雄さん スピナーズにて

 

出来上がったのは・・・。

小森文雄作 ティッシュのカエル

カエル。

このカエルは、またすぐに小森さんの手によって、くしゃくしゃと丸められてしまった。

 

さらに小森さんは、自分の絵の写真を何枚か見せてくれた。

小森文雄 野菜の絵

これは野菜が置かれているところを、本物かと思うくらいにリアルに書いているのだが、その野菜は、なぜか宙に浮かんでいる。

 

それからこれは、上から花びらが降っているように見えるのは、やはりリアルに描かれた、たくさんのカエル。

小森文雄 カエルの絵

カエルは座っているのだが、やはりそれが、空から降ってくるように配置されている。

 

小森さんの絵は、どれも一見、よくある「下手ウマ」水墨画のようにも見える。

でもよくよく見ると、西洋画の徹底した訓練が感じられ、小森さんは、西洋画を出発点としながらも、そこから離れる努力をしていくことで、日本画に近付いていった人なのだろうなとぼくは思った。

 

小森さんとの話が終わり、小森さんが帰って行った時には、もう12時を過ぎていた。

ぼくはまだ食事をしておらず、昨日帰ってするつもりだった鯛ちり鍋は、もうさすがにこの時間からはやるのは無理だ。

そこで仕方がないから、スピナーズを出て、食事をしてから帰ることにした。

四条大宮 柚子の木

熊の男性に教えてもらった、四条大宮ロータリーにあるうどん屋「柚子の木」。

 

まずビール。

四条大宮 柚子の木 ビール

 

それからすじポン400円。

四条大宮 柚子の木 すじポン

 

野菜の天ぷら300円。

四条大宮 柚子の木 野菜の天ぷら

ここはうどん屋なのだけれど、けっこううまい一品料理を安い値段で出している。

 

さらに熊の男性に聞いていたのが、この店は深夜に入っているスタッフの男性がフレンチの出身で、うどん屋でありながら、洒落た料理が食べられるということ。

四条大宮 柚子の木 スペシャルメニュー

パスタもあり、「何でもできる」というから、ナポリタンをやってもらうことにした。

 

その場で麺を茹で始め、それから炒めて、10分ほどして出来てきた。

四条大宮 柚子の木 ナポリタン

ソーセージと玉ねぎのシンプルな構成。

 

食べてみる・・・。

四条大宮 柚子の木 ナポリタン

なるほど、茹でたての麺がうまいのはもちろんのこと、味つけも酸っぱ過ぎずに甘みがあって、かなりうまい。

四条大宮の9時から3時、食事をしたいと思ったら、この店は選択肢の一つに十分なると思うけれど、スタッフの男性が、9月28日で辞めるのだそうだ。

もし「うどん屋でおいしいパスタを食べる」という得難い体験をしたいと思ったら、その前に行く必要がある。

 

家に着いたらもう2時過ぎ。

早く寝て、翌日早起きするつもりだったのに、布団に入ったのは3時だった。

 

「ほんとにお調子者だよね。」

チェブラーシカのチェブ夫

絶対死んでも治らないよ。

 

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◎小森文雄の絵の世界

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