「災い転じて福となす」は本当なのである。

2014/08/12

3月に、以前より条件がかなり悪い家に引っ越しした。

チェブ夫

しかし「災い転じて福となす」の言葉通り、条件の悪いところが、すべて新しい発見につながっていて、人生とは解らないものなのである。

 

「災い転じて福となす」と言うけれど、ぼくはこのところ、引っ越しをして、それをつくづく実感しているのである。

引っ越したのは、家賃を圧縮し、行動の自由度を増すためで、前に住んでいたところの半額以下のところに越した。

前に住んでいたのはオートロックのワンルームマンションで、5階南向き、バス・トイレはもちろんアリだったのだが、引越し先は、1階北向き、トイレ共同、風呂はなしというところで、条件としてはかなり悪い。

しかしその、条件の悪いところが、すべて新しい発見につながっているのだから、人生とは解らないものだ。

 

まず発見があったのは、共同トイレについてである。トイレは、住人それぞれが気を遣い、きれいに使っていることがすぐに解った。

ところが一人だけ、とんでもなく汚す奴がいたのである。もちろん不愉快で仕方ないわけで、貼り紙でもしてやろうかと思ったのだが、それはやめた。そうでなく、そいつが汚したものでも、自分がきれいにしてやることにした。

それが5~6ぺんくらいだったか、続いたと思う。そうしたら、ある日を境に、トイレはぱったりと汚れなくなった。汚していた奴は、他人が自分が汚したものを掃除していることを悟り、「トイレはきれいに使うものだ」と学んだのだろう。

 

それ以来、うちの共同トイレは、つねにピカピカに保たれるようになっていて、そのこと自体、非常に大きな達成感があったことはもちろんなのだが、さらにオマケがついてきた。

飲食店などへ行っても、人が汚したトイレに我慢ができないようになり、いつもピカピカに磨き上げてから、トイレを出るようになった。

「そこまでしなくても」と思わなくもないのだが、いつも掃除をしながら、「これは、いい、ことだろー」と井上陽水『傘がない』の一節を口ずさんでいる。

 

それから風呂については、ブログでもすでに何度か書いているが、「入らなくても問題ない」ことがよく解った。

これまでも、石鹸は使わないようにしていて、その方が、体が臭くなったり、痒くなったりしないことは経験済みだったのだが、風呂には一応、毎日入っていたのである。しかしそれを、一週間ほど入らないでみたら、全く、何も問題がない。

体は、風呂に入った翌日が、一番臭くなるのであり、それを過ぎると、完全に無臭となる。これはおそらく、肌の常在菌の働きによるものなのだろう。風呂に入れば、石鹸を使わなくても、常在菌のバランスが崩れるのだろうと思う。

ただし風呂は、体調改善の側面もあることなので、一週間にいっぺんは、入るようにはしている。後は、顔を洗い、体を拭くだけである。

 

それから北向きについてなのだが、これが夏は、大変涼しいことが、よく解った。やはり夏が暑いのは、建物が日光に照らされることも大きいのだろう。建物自体が熱を持つから、これまでは真っ昼間より、むしろ夕方くらいからの方が暑かった。

玄関と窓を両方開けると、さわやかな風が通り抜け、今年はまだエアコンを使っていない。今なども、扇風機すら使わなくて十分涼しい。

 

さらに1階だというのも大きく、窓を開けると庭に雑草が生い茂っているのや、近所の家々などが見え、ちょっとした物音なども聞こえてきたりもするから、気が紛れる。

家にいるのがとても快適になってしまって、以前の家に住んでいる時には、仕事はどうしても煮詰まってしまい、家ではできなかったのが、最近では、家でも十分、仕事ができることが解った。

 

さらに洗濯機も、もちろん自室には置けず、共同使用するのだが、Tシャツなど、お湯で洗うだけで十分きれいになるのではないかと、現在実験中である。

 

しかしこうして、以前はトイレにせよ、風呂にせよ、ないと生活できないと思っていたものが、実はなくても、ほとんど不便がないのを知ることは、「自由」が増しているといえるだろう。

何かがなくては生きていけないのだとしたら、それはその何かに縛られているわけである。

引っ越しして、家賃が下がることによる経済的な自由のみならず、そうして精神の自由まで得ることができ、本当によかったと思っている。

 

「何でも物は言いようだね。」

チェブ夫

ほんとだな。

 

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